毎日がだるくて疲れやすい、やる気がない、病気がち。
肩こり、腰痛だったり、冷え性だったり、あるいはもっと深刻な病気、癌、肝臓病、糖尿病などの病気で悩んでいる人はたくさんいます。
もちろん好きこのんで病気になりたい人なんていません。なのに、健康について真剣に考えている人は意外と少ない。とりあえず病気になってないから、いいやといった感じで。
軽い病気にかかったぐらいでは、たいして真剣に考えません。重い病気にかかってからようやく、気にし始めます。
自分がそうだった様に。
発病
私自身が30歳のときにB型慢性肝炎を発病し、32歳のときに肝臓癌ができました。
無茶ばかりしたせいです。あの時暴飲暴食しなければよかったのにとか、食事にもっと注意しておけばよかったのにとか、後悔しましたね。
自分の馬鹿さ加減にも呆れました。「あーあ、これで俺の人生おしまいか」と腹をくくりました。
幸い摘出手術は成功しました。しかし喜んだのもつかの間、医者からはウィルス性の肝臓癌は再発率が高い,生存率も低いと言われまたお先真っ暗。
国立がん研究センターの研究グループが集計した生存率のグラフを見てもらえばわかります。
肝臓がん生存率は5年が30%、10年生存率はたったの15%。
この時期は今までの人生の中でも最もつらかった。
生存率、ガンの再発、肝移植とかそんな単語ばかりが頭の中でぐるぐる回っていました。
しかし生まれたばかりの子供を残してそう簡単に死んでたまるかと、健康について研究し始めました。それは必死でした。
この子が20歳になるまでは死ぬかと肝に銘じて(冗談ではありません)!
再発防止
それから健康関連の本を読みあさり、いろいろ情報を集め、健康にいいと思うものはあれこれ試しました。
あれから10年がたちます。癌以外の部分は肝硬変一歩手前だといわれていたのに、今ではその肝臓も正常状態にまで回復、健康そのもの。
今では周りからは肌がつやつしている、体が引き締まってる、いくら食べても太らない、いつも生き生きしている、そう言われます。
やり方ひとつで病気に縁のない、いつもエネルギーに溢れている身体が誰でも手にいれられる。
健康を手に入れるのは別に難しくない。誰にでもできるのだって、そう思いました!
日本人は世界一の長寿大国ですが、意外と健康無関心率も高い。
2014年の厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。
意識して生活しないとあっという間に病気になり手遅れになる可能性も出てくるのです。
老後の一番の後悔は「若い頃もっと健康に気を遣っておけばよかった」だそうです。
自分みたいに後になって後悔してほしくありません。
周りいる健康にあまり関心を持たない人たちの生活スタイルを見ていると、10年後、20年後が想像つきます。
彼らもきっとこう思うでしょう、「若い頃もっと健康に気を遣っておけばよかった」と。
まだ比較的健康な人はもちろん、もうすでに大病している人でも、もう過ぎたことは仕方がないので忘れて、今できることを一生懸命取り組んでください。もう後悔しないように。
一人でも多くの人に健康について強い関心を持ってもらい、理解し、実行に移し、病気とは無縁の、最高の健康を手に入れて欲しいです。
人生、太く長く、楽しく生きて欲しいと思います。本当に心からそう思います。