病気と生きる

BreathingMan健康でいることがもちろん一番ですが、それでも生まれてくるときに病気を持って生まれてくることもあります。あるいは人生のどこかで突然、病気にかかり、一生治らない場合もあります。軽い病気ならまだしも、重い病気で命に関わってくる場合、人生のどん底に落とされた気分になります。

突然、医者にガンを告知された時、あなたならどう感じますか?

また、何かのウイルスに感染して、体のどこかの臓器が侵されていると知ったら、あなたは平常心を保てますか?

一番つらいのはおそらくこの時期でしょう。今まで体のどこにも悪い所がなかったのに、急な出来事に頭がついていけなくなり、この先の見通しもつかないからです。病気でいること、病気にかかったことを恨み、後悔する日々が続くのです。生きるのがつらいと思いますが、この困難な時期をどう対処し、乗り切るかでこの後の人生が大きく変わってきます。

選ぶ道は2つあります。

  1. どうしていいかわからないまま苦しみ、ストレスを抱えて病気をもっと悪化させ、寿命を縮める。
  2. 病気と向き合い、前向きに取り組む。病気を克服することに全力を尽くし、病気でいても生きていることに感謝し、今を一生懸命生きる。その結果、健康に良い影響を与えます。自分が思ったよりも人並み、あるいは今まで以上に健康な生活が送れるかもしれないのです

私自身が病気を発症させ、ガンができたにもかかわらず今もこうして生きているのは病気を受け入れ、一生懸命に生きようと努力したからです。しかも、周りの人たちよりも健康だと自負しています。引き締まった体、疲れにくく、肌はつやつや、実年齢よりも若く見られます。

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病気と共存

病気だと知った時に選ぶ道は、最善を尽くして治そうと努力するか、諦めるか、あるいは病気と上手に付き合ってこれ以上悪化させずに病気とともに生きるかです。

どの道を選ぶかで人生が変わってくると言いましたね。私自身、慢性B型肝炎が発症してから、この先どうすれば生き延びられるか考えました

さて、運命の分かれ道です。

自分の周りにも、自分と同じ病気を持っていて発症した人が何人かいます。自棄になり無茶した人はもうこの世にはいません。逆に諦めずに最善を尽くした人、あるいは病気と向き合って上手に付き合った人たちは、医者から余命宣告されたにもかかわらず今でも元気でいます

自分はもちろん後者の方にみならい、努力をしてきました。

病気にかかったら、後悔し、くよくよしても仕方がありません。「病気を受け入れ、病気と一生付き合っていこう」という気持ちに切り替えましょう

不運にも病気にかかってしまったら仕方がない、「あーしておけばよかった、こーしておけばよかった」と言ったところで何も変わりません。後悔し、自分を責めれば余計に体に害です。そのかわりに病気を受け入れる。受け入れることで肩の荷が落ちます。そしてここから気持ちが少しずつ前向きになれるのです。

一病息災

病気にかかったことでかえって、健康についてもっと関心を持つようになります。「雨降って地固まる」の意味と同じように、病気になる前よりももっと健康になり長生きするきっかけにもなります。

ポジティブに考えてみてください。病気になったことが神様から与えられた試練だと思ってください。この試練を乗り越えたら、今まで以上の健康が手に入れられるかもしれません。

でもこの試練を乗り越えるにはただ待っているだけではダメです。積極的に自分から情報を集め、自分にあった方法を見つけて病気を克服しようと努力しましょう。

その努力がいつか報われ、今まで以上の健康を手に入れられると信じてください。

私自身がそれを証明しています。今では病気になったことを恨んではいません。慢性肝炎であることは変わりませんが、生活習慣を改善し、健康に気をつけるようになったことで、病気が発症する前に比べて今の方が健康だと思っているからです。

人生について考えさせられる

人生は常に死と隣り合わせで、自分がいつ死ぬかわかりません。なのに、今が永遠に続くと思ってしまいます。あなたも違いますか?

病気になって初めて健康のありがたみがわかるとよく言われますよね。同じように大病で死にかけた場合、生きていることがとても尊いことに気付きます。

毎日のように満員電車に揺られて出勤、会社のために夜遅くまで働いて帰宅。自分のための時間がほとんどない毎日。一般的なサラリーマンは皆、会社のため、家族のために働きます。でも「このままでいいのだろうか?」と疑問に思ったことがないですか?

病気にかかると今まで考えなかったことを考えるようになります。自分の人生について考え始めるものです。

その前まではただ単に惰性で生きていても、病気になったことで人生は短いものだと気付かされます。そして、「悔いのないように、何か今までやりたかった事をやろう」と決心がつくかもしれません。

病気になったら人生の転換期だと思いましょう。一度しかない人生です、なりたい自分になれるきっかけだと思って人生を楽しく生きよう

辛くても、今やれることを一生懸命努力すれば道はきっと開けます。

目的別、病気別の改善、予防で健康寿命を延ばす

生活習慣病のほとんどは基本的にどれも原因が一緒なら、改善方法、予防方法も一緒です。このサイトに書いていることを実践すれば、大抵の生活習慣病はカバーできると思っています。

しかし、病気ごとに原因、悪化する理由、その改善、予防方法は少し違ってきます。では目的ごと、病気ごとに具体的にどのような対策をとればいいのか?

体験談、病気を持っているのはあなただけではない

consultingdoctor

世の中には病気で悩んでいた過去があり、それを克服し、今は人生を謳歌している人は大勢います。

病気に悩み、生きるのがつらいと感じている人が「どうすれば、困難を乗り越え、人生を楽しく生きられるようになるのか」知りたいはずです。同じような状況に置かれている人が世の中にはたくさんいます。それでも一生懸命に生きている人たちはいます。

自分も含めて現在も病気で悩んでいる人たちはそこから何か参考にできること、同感できること、生きるヒント、生きる力を得てもらいたいです。

意識を変えて、努力すれば健康は手に入れられる」というメッセージを病気で悩んでいる人たちに伝えられないものか?

自分の体験談が少しでも誰かの役に立てることができれば幸いです

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