生活スタイルを変えて、生活習慣病を予防する方法

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自分の周りを見てみると、体型はスリムで、いつも生き生きしていて、健康そうな人がいれば、それとは全く逆なタイプの人もいます。例えばお腹がでている、肌が荒れている、すぐに風邪をひく、いつも疲れた顔をしている人たちなどです。

いったい何が原因でこうも違ってくるのだろうか?

生活環境の違いなのか?多少はあるでしょう。

生まれつき病弱あるいは体が頑丈な人もいるでしょう。

それでも大半の人たちは、先進国では生まれた時に与えられた環境はさほど違いがあるとは思いません。ではどうして、その後の生活スタイルがこんなに違うのだろうか?

人生はいろいろな場面でいくつかの選択肢の中から、選んで進んで行きます。選択した道の先にまた違う道があり、最初は同じ場所から始めたのに最終的にたどり着く場所は全く違ってくるからです。

例えば食に関して言えば、動物性タンパク質や甘い物を多く食べた場合、あるいは植物性タンパク質や野菜を中心にした食事を摂った場合、長い目で見たらその後どうなるかは言うまでもありません。

1つ1つの選択がその後になって大きく変わってくる事は、健康管理の面でも同じことが言えます。

では、健康を意識する上でどちらかを選ばなければいけない時、何を基準にして選べばいいのか?

私の場合はその選択が10年後、20年後の自分にとって身体にいい影響を与えるのかどうかという基準で考えています。

そうすると現在の生活スタイルが少しずつ変わってきます。

以前、10年ぶりに友人に会ったとき、側にいた女性はてっきりその友人の母親だと勘違いした事がありました。その女性は母親ではなく奥さんだったのですが、10年間でこんなにも老けるのだとビックリしまたした。

どうしてそんなにも老けたかというと、当時からその人は一日にタバコを2箱吸うほどのヘビースモーカだったのです。毎日の少しの変化は自分でもわかりません。しかし蓄積され、長い期間たつとはっきり現れるいい例です。この人は老けただけでよかったですが、肺ガンになってもおかしくないです。

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健康な人と、不健康な人の生活スタイルを比べるとどう違うのか?

健康な人と不健康な人の違いは、生活上どのような違った選択をしているのでしょうか?

私自身が病気の発症以降に注意している事をここにリストアップしてみました。

以下のような点に普段の生活で注意しているかどうかで、10年後、20年後、全く違う自分になれると確信しています。

自分自信が10年以上前に肝炎が発症し、肝ガンができたのにもかかわらず、こうして今も元気なため、それを強く実感しています

注意して欲しいのは、1日や2日実行したからと言ってすぐに結果が出るわけではありません。

毎日の生活の中で少しずつ取り入れ、習慣化させる事が大事です。

バランスのいい食事が取れているか

balanced_meal炭水化物、タンパク質、野菜をバランスよく食べる事により、体を維持するのに必要な栄養素をまんべんなく取り入れることができます。ご飯、麺など炭水化物だけの偏った食事だと肥満の原因にもなりますし、栄養不足だと体の機能が正常に働かなくなり病気の原因にもなります。

脂肪、砂糖は取りすぎてないか

脂っこいもの、砂糖の取りすぎは使われないと体内に脂肪となって蓄積されて、肥満の原因になります。

食べる順番は間違ってないか

果物は他のものと一緒に食べないこと。食事も、野菜、タンパク質、炭水化物の順で食べると余分な糖質、脂肪を野菜に含まれている食物繊維が吸収を妨げてくれます。血糖値も一気に上昇しなくなります。

暴飲、暴食せずに腹八分目に食事を摂れているか

食べすぎは当然、肥満の原因になります。お酒はたしなむ程度なら問題ないとされていますが、肝臓で分解しないといけないことには変わりありません。結局は毒素の一部とみなしていいと思います。自分はもともと慢性肝炎ですので当然飲みません。

出来合いの物、外食を控えて自炊しているか

お惣菜、レトルトなどの便利食品は一人暮らし、あるいは忙しい人にとって強い見方です。しかし長持ちさせるため、あるいは見えをよくするために添加物を入れています。知っての通り、これらの添加物は体にいいわけありません。外食するとどうしても食事バランスが崩れます。脂肪分、塩分の摂取量も増えます。新鮮な食材を一から作っていれば良いですが、工場で加工された食品で、ただ温めるだけの料理だったらこれも栄養素が乏しい上、酵素も多くは摂れないでしょう。

精製食品は避けて、なるべく自然に近いものを食べているか

白いものは食べない方が言いといいましたね。小麦、砂糖、お米などのものは精製された物を摂らず未精製の食品を摂ること。手が加えられている物ほど栄養が抜けていて、酵素が含まれていないため、食べるに値しません。

一家に一台は欲しい!発芽玄米が簡単に作れる玄米発芽器:

日本ニーダー(KNEADER) 玄米発芽器 発芽のちから YC101G

かれこれ10年以上、発芽玄米を食べていますが、ガンの再発を今日まで防げられたのは発芽玄米を食べているからと言っても過言ではありません。もちろん、発芽玄米を食べただけでガンの再発防止ができるとは言っていません。しかし、ガンの再発防止に貢献している主な要因の1つであることには間違いありません

発芽玄米を食べることがどれくらいのメリットがあるのかわかれば、きっとあなたも今日からご飯を発芽玄米にしようと思うはずです。

毎日でも、自宅で気軽に玄米を発芽させて、食べることができるので嬉しいです。

野菜、果物はたくさん摂っているか

mix_fruitビタミン、酵素がいっぱい含まれている果物をたくさん食べてください。制限はありません。ただし他のものと一緒に食べずに、果物はそれだけで食べてください。もちろん有機栽培で作られた果物で、かつ抗酸化物質が豊富に含まれている皮ごと食べてください果物は排出サイクルの朝に食べるのが効果的です。

野菜、果物は免疫力を高めてくれます。詳しくはこちらを参考に。「免疫力を高める食べ物

夜は寝る三時間前は食べていないか

食後3時間はまだ食べたものが消化しきっていません。胃に負担がかかるだけではなく、消費されなかったエネルギーは脂肪として蓄えられるので肥満の原因となります。

食後の歯磨き

食べた後できるだけすぐに歯を磨くようにしましょう。寝ている間は唾液の量が減るため、就寝前は特に念入りに歯を磨きましょう。歯が抜けるのは老化現象と関係ありません。歳をとっても歯を保つことができます。虫歯、歯周病の予防はとにかく歯垢をきれいに除去することです。

詳しくはこちらを参考に。

歯の大切さ、健康で長生きするためには、80歳まで20本以上の歯で食べよう

十分に水分を摂れているか、水ではなく、お湯でとるべし

朝起きたとき、お風呂に入った後、運動した後、夜寝る前などに水分が多く奪われるので水をたくさん飲みましょう。体内の毒素を出すには水を飲むことですが、他にも血液をサラサラにするためにもオススメです。このときできればお湯あるいはぬるま湯で飲むと体も温まりますので一石二鳥です。水はのどが渇いてから飲むのではなく、最低でも二時間おきにコップ一杯は飲んでください。

お湯、特に白湯を飲むことがどれだけ健康に良いかを知るにはこちらを参考にしてください。

白湯を飲む健康法、ダイエット効果も期待できる

体内に毒素を取り入れないようにしているか、お酒、薬、タバコなど

一般的にお酒、タバコは体に有害だと誰ものが知っていることです。お酒も多少は大丈夫だといいますが、処理して分解しなくてはいけないので肝臓に負担はかかります。飲まずに済むのなら飲まないほうがいいでしょう。タバコは論外。薬も緊急時以外は副作用があるため、なるべく服用しない方がいいでしょう。

なるべく歩くようにしているか

walking_couples歩くことは健康を維持するために必要な運動の中で一番の基本です。理想は都心の中を歩くのではなく、公園や森、自然の中を一定の速さを保って歩くことですが、平日にそんな間単にできるわけでもありません。それでも普段の生活の中でなるべく歩くように努力することはできますね。

エレベーター、エスカレータの代わりに階段を使うとか、短距離だけを移動するのにバスを使うのではなく徒歩で行く。電車やバスの中で座るのではなくあえて立つとか、さまざまな場面で楽をせずに足腰を使いましょう

ささえな事ですが「ちりも積もれば山となる」。毎日の積み重ねが後になって大きく変わってくるのです

継続できる、適度な運動をしているか

適度な運動は生活習慣病の予防になるのはご存じの通り。しかし規則的に運動をしている人どれだけいるのでしょうか?体は使わなければ、使えなくなると思ってなるべく週に3,4回は運動ができるように時間を作ってください。運動することにより、脂肪が減り、筋肉が増え、体温を上げることで免疫力もつきます。好きな運動をすればストレス発散にもなります。

普段運動をしなれてない人は無理せずにいきなりきつい運動をするのではなく、負荷の少ない運動から初めて徐々に運動量を増やしてください。目標は無理なく継続できる運動ですので。

疲れを感じたらこまめに休憩できているか

日中に疲れを感じ仕事や勉強に集中できなかったら、無理に続けるよりも5分でも10分でも体を休めるといいでしょう。横になるのがベストですが、無理だったら目をつむって体をリラックスするだけでもだいぶ違います。エネルギーを充電することでその後の効率がアップします。

夜更かしせずに、十分に睡眠を取れているか

sleeping_woman寝ることで体は脳神経の休息、有害な毒素を排出したり、免疫力を高めたりします。一日に7時間の睡眠は確保してください。睡眠不足が原因で体内バランスが崩れ、病気しやすくなります。普段から何時になったらちゃんと床に就くと決めましょう。

しっかり睡眠がとれていない人はこちらを参考にしてください。

眠れない、睡眠不足が解消できる3つの習慣

体を冷やさずに、温めているか

体を冷やすと風邪を引きますよね。体温が低いと免疫力が下がるので、体内に入ってきた細菌やウイィスルを退治できなくなり、病気の原因になります。体を冷やさずに、温まる生活習慣を身につけて免疫力を上げてください。方法としては、水を飲む代わりに白湯を飲む。生姜を食事に積極的に取り入れる。私の場合は生姜をすりおろして生姜茶を作って飲んでいます。詳しいことはまた「体温を上げる食べ物、飲み物」を見てください。それから、運動することで筋肉から熱がでて体温が上がります。

詳しくはこちらを参考に。「体温を上げて、免疫力を高める方法

せかせかした生活ではなく、 ゆとりのある生活を送っているか

私たちが生きている競争社会はゆとりからかけ離れている環境でしょう。子供は習い事、学校、塾、受験などで忙しい毎日を送り、大人は通勤、仕事、残業、ノルマ達成などいろいろな事に追われて生活しています。のんびりと時間に追われずに家族団らんで過ごせる時間ってどれくらいあるのでしょうか?常に緊張している状態が続くと体のバランスが崩れて体調が悪くなってきます

自分の中で優先順位を決め、必要のないものあるいは優先順位の低いものは後回しか削ってでも自分の時間あるいは家族と過ごす時間を作って、のんびりと過ごしてください。自分もできるだけ晩御飯は家で家族と一緒に食べるようにしています。もちろん一般的なサラリーマンだと帰宅時間が遅くなって家族の晩御飯には間に合わないかもしれません。それでも家族に会う時間、自分の時間は意識して作ってください。

怒るかわりに、笑っているか

ゆとりのない生活を送っているせいで、自分の心にもゆとりがなくなってきます。些細なことでカリカリして、怒りっぽくなってきます。怒るとたくさんのエネルギーを使います。エネルギーの無駄遣いですね。もっと有効にエネルギーを使いたいものです。怒る代わりに笑ってください。笑うことで免疫力が上がるのはよく知られています。周りの人と笑いのある会話を楽しみ、冗談を言ったり、バラエティー番組を見てもいいですし。笑いのある生活はその人を明るくしてくれます。生きる活力にもなります。

ストレスを抱えずに、無理せず、何事にも適当でいられるか

ストレスの要因はいろいろありますが、思うように事が運ばないのに、思い通りにしたいと思う気持ちから生まれるものだと思いまうす。完璧でありたいとか、もっと早く、もっとたくさんといった要求が思いと通りにいかない。そこから苦悩が生まれてストレスとなっていくのです。「まあ、いいっか!」くらいの気持ちでいた方が気が楽なります。何事もほどほどにし、いいかげん、あきらめの気持ちを持つのもいいかもしれません。そういう気持ちの方が精神的負担は減ります。

生活習慣を変えることで免疫力がアップし、病気しづらくなります。

詳しくはこちらも参考に。「免疫力が低下する理由と免疫力を高める方法

体験談

生活上、選択しなければいけない場面がもっとあります、どの選択が正しいかはいろいろと知識をつけて、失敗もしながら経験をつけて、修正しながら健康の道へと歩きましょう。

自分が大病する前は何も気にせずに食べたい時に、食べたいものを食べていました。夜中でもお腹が空けば起きてきて食べていました。

今では食べる順番も考えて食べています。

お酒も好きなだけ飲んでいました。スポーツをしても平気でビールを飲み、まあむちゃくちゃでした。

今は持病の肝臓病のせいでお酒は一切絶っています。そのおかげで肝臓は一応、現時点では正常です。

自分も別に特に健康に注意しいたわけでもありませんでした。あるいは注意していてもそんな意識がないから気付かないだけかもしれませんが、とにかく欲望のままに生活していたと思います。

体が冷えようが特に注意していたわけでもないので、頻繁に風邪をひいていました。

テニスはしていましたが、生まれつき筋肉がつきにくい体質なのか、そのせいで腰痛、肩こりで悩まされていました。

街中を一時間も歩けばすぐに腰が痛くなる。すぐに腰を下ろして休憩できる場所を探しては休んでいました。若者とは思えませんね。

大病をしてから、今までの自分の生活スタイルを振り返って何がいけなかったか、もう二度と再発させないためにはどうすればいいか、改善できることはとにかく一生懸命調べて取り組みました一病息災。この言葉を肝に銘じて、初期のほうは徹底的に見直しました。

そのおかげであれから10年たった今も再発していません。それだけではなく、一般的な風邪などの病気にもかかっていません。筋肉もつき、疲れにくく、体力もつきました。改善された生活スタイルが今では習慣化され、健康な毎日を過ごしています

まとめ

ここで例として私の一日の行動を簡単にまとめてみました。同じ事を真似してくださいと言っているわけではありません。

ただ「こんな風にもできるのか!」と参考にしてもらえるとうれしいです。もちろん書く必要がない細かい部分は省いています。

  • まずは白湯をコップ一杯飲みます。胃腸が働き始めます。体も温まります。寝ている間に水分が体から抜けているので、水分補給になります。
  • それからストレッチを腰まわりと肩を中心に五分ですがやります。
  • 朝の朝食はとにかく最低でも5種類ぐらいの果物を食べています。絞ったレモン汁、オレンジ、りんご、なし、キウイ、バナナは定番で他は旬のものを食べています。もちろん全て有機栽培のものです。ジューサーで作るほうが大量に摂れますが正直手間がかかり、時間もないのでしていません。
  • 果物をいっぱい食べても昼までには持ちませんのでお腹が空いたら間食しますが、また果物を食べます。このときは一個か二個ほどにとどめています。
  • のどが渇いたら生姜茶を飲んでいます。体を温めてくれます。お茶の中に、酵素がいっぱい含まれている蜂蜜を入れて飲みます。このとき、お茶が熱すぎると蜂蜜に入っている酵素が破壊されるため、温度を体温よりも少し高いぐらいまで下げます。
  • 仕事中は座りっぱなしになるので意識して時々立って、歩くようにしています。肩と腰にも悪いので少しストレッチをします。こうして血液の流れをよくします。

  • 昼ごはんは場合によりますが、お弁当の場合は雑穀入り発芽玄米、野菜、鶏肉か魚を中心に使った料理、または野菜だけの時もあります。あるいは蜂蜜をぬった全粒粉のパン1、2枚と豆乳と簡単に済ませる時もあります。たまに外食する場合も炭水化物が多くなりがちなので、そうならないようなメニューを選びます。その前の日に食べ過ぎて、翌朝に体重計で量ったときの体重と体脂肪率が上がった場合はその日の昼は軽くします。
  • 4時ぐらいになると小腹が空きますので我慢せずにおやつを食べますが、この場合も1、2個、果物を食べます。
  • 喉が渇けば同じように生姜茶を飲みます。このときは蜂蜜は入れません。蜂蜜を入れて飲むのはせいぜい一日に2杯ぐらいですね。

夕方、夜

  • 夜は早く家に帰れば、まずは15分ほどの背筋、腹筋、下半身を鍛える体幹トレーニングをします。夕方のこの時間は空腹なことが多く、血糖値が下がっています。この状態で運動すると血液中にエネルギーがないため、脂肪が燃焼されます。
  • そしてお楽しみの晩御飯。もちろん雑穀入り発芽玄米、野菜、鶏肉か魚を中心に使った料理です。野菜から食べ始め、その後におかずとご飯を一緒に食べます豚肉、牛肉、乳製品は一切摂りません揚げ物は作りません。調理するときに使うオイルもオリーブオイルを使っています。デザートが欲しくなるときは自家製豆乳ヨーグルトに蜂蜜を入れて食べています。ほかは黒チョコレートを少しとお茶ですかね。もっと食べごたえのあるデザートだと豆腐で作ったケーキを食べています。チョコレートケーキとか、ティラミスとか。
  • 食後は自分の時間です。ギターの練習、読書、映画鑑賞などリラックスして過ごしています。夫婦でお茶しながら会話を楽しみ、夜の時間をのんびり過ごしています。
  • 寝る前にお湯を一杯飲んでから床につきます。寝ている間に血栓ができやすいので水分の補給で血液をサラサラにします。

週末になるとまたこれとはちょっと違う一日を過ごしていますが、平日はこんな感じです。新しいことを覚えては少しずつ改善しています。それから、理想の生活習慣も厳密に守っているわけではありません。

9割ぐらいは実行していますが、たまに外食したり体に悪いとわかっていても、ついつい食べたりしています。早く寝なければいけないのはわかっていますが、何かに夢中になり夜更かしすることもあります。たまにはそういった非日常な事もストレス発散となれば、それはそれで生きていくうえで大事なことです。

それでも、なかなか思うようにならないのならプロの力を借りるのもいいかもしれません。

こちらのサイトを覗いて見てください。きっとあなたの力になってくれることでしょう。

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