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毎日の生活が楽しいですか?充実していますか?
早起きして眠い中、満員電車に揺られて出勤、あるいは通学するのは楽ではありませんよね。
会社に行けば同僚や上司との人間関係で気を配り、課せられたノルマを達成させるため、仕事も夜遅くまで残業する。遅く家に帰ってきて、後は寝るだけのゆとりのない生活。体も心も休まる暇もありません。
全員がこのような生活をしているとは言いませんが、サラリーマンとして働いている大半の人がこのような感じではないでしょうか?
このような生活を送ればストレスを抱えない方がおかしいです。
ストレスが現代病と呼ばれているぐらい、私たちの住んでいる社会の構造が主な原因といっても過言ではありません。
ストレスがさまざまな病気を引き起こすことはご存じの通り。
過度のストレスでうつになったり、中には自殺に追い詰められたりする人もいます。それぐらいストレスは怖いのです。
心と体はつながっています。心のケアを怠ると体のどこかに異常が現れます。
私は今でも定期的に肝臓の状態を調べるために血液検査をしています。慢性肝炎が発症してから10年以上がたちますが、過去に何度かウィルスマーカーの数値が増えた時がありました。振り返ってみると、大抵はその少し前から何らかの出来事が原因で、ストレスを抱えていることに気が付きます。
どんなに食事に気をつけても、運動をしても、ストレスを抱えるだけでその他の努力は水の泡です。
私の場合は、今こそ定期検査をしているため、数値が悪ければヤバイと感じてすぐに対処できます。
しかし一般的に、ストレスを抱えてもそのまま放っておく事が多いのでは?
体の異変に気付き、病院に行ったら実は大変な病気にかかっていたなんてこと、周りでもよく聞きます。
そうならないように、ここではそのストレスをどう解消すればいいのか?あるいは事前にどう防ぐことができるのか考えたいと思います。
詳しくはこちらも参考に「現代社会の天敵、ストレスによる病気とその症状」
ストレスと付き合う
ストレスは現代社会で生きていくうえで100%避けられません。またストレスが全くないのも実はいいとは言えません。
多少のストレスはあった方がいろいろな場面で、いい結果を出せていることがわかっています。
つまり、過度のストレスはなるべく対処し軽減させ、適度なストレスを保つことで人生のスパイスとなるのではないのでしょうか?もちろんこの適度なストレスに個人差があるので、自分がどれくらいのストレスに耐えられるのか把握しておいた方がいいです。
ここでいくつかストレスの付き合い方を以下にまとめてみました。
健康を保つ
ストレスにうち勝つためには健康でいることが欠かせません。睡眠を十分にとる、栄養を摂る、運動をして体力をつける。こうして体調を整えておくことで、ストレスがすぐに対処しやすくなります。
趣味を持つ
何か趣味を持つことで、ストレスの発散となり、しかも好きなことに夢中になっている間は余計なことを考えなくて済みます。
環境を変えてストレスを避ける
ストレスとなる原因を見つけて、その原因を避けることができるなら避けるのもいいでしょう。その場から逃げる事が弱虫と考えずに、逃げる事が実は勇気のいることだと思ってください。ストレスの原因から離れればストレスから解消されるはずです。
己を知る
自分がどういう事にストレスを感じるかを知っておくことで、対処方法を見つけられるでしょう。あるいはどれくらいのストレスに耐えられるか知っていれば、限界を超えそうなら避けられることもできます。
リラックスする
ストレスを感じたら、緊張をほぐすために、お風呂に入ったり、メディテーションをしたり、音楽聴いたり、自分なりの方法を見つけて、心と体を緊張状態から開放させることです。
ストレス予防法
病気と同じで、かかってから治すのではなく、普段から健康でいた方がいいように、ストレスを感じてから解消するよりも、そもそもストレスを感じないように予防策をとった方が賢いですね。
ストレス予防には普段から楽しく生活を送ることが肝心。それと平常心を保つこと。些細な事でピリピリしたら怒らず、心を穏やかに保つことです。
その他にも以下のようなことを実行することでストレスに強くなることでしょう。
信念を持つこと
自分の生き方に信念や信条を持っている人はストレスに強く、もしストレスを感じても立ち直りが早いと言われています。
家族、友達と過ごす、よく話、よく笑うこと
いやな出来事があったり、不安、悩み事があったら、家族や友達に相談するといいでしょう。あるいはただ単に話を聞いてもらえれば人は話しているうちにすっきりするものです。気の知れた仲間と会って楽しい時間を過ごすこともストレスを解消するのにとても効果的です。
よく寝ること
悩みや不安があったら、考えずにとにかく寝ましょう。寝ている間は考えなくて済みますので。もちろん床に入っても考えてしまって寝られない場合もあるかもしれません。その場合は目をつむり横になって、音楽を聴くのもいいでしょう。少なくとも体は休まります。
一人になる時間を作る
人と会うことが面倒だと思う時もあります。気を遣わなければいけない場面もあるでしょう。そしたら一人でいられる時間を作って、好きなことをすることオススメします。
争いを避けること
仕事場の同僚、家族、友達のあいだで言い合い、ケンカになることがあるかと思います。言い争いをしていい事ありません。感情に任せて話をするのではなく、心を落ち着かせ、じっくり考えてから話をすると争いは回避することができます。
揉め事はストレスとなりますので、そうならないように平常心を保ち対処しましょう。
まとめ
自分がどういう場面で、どれくらいストレスに耐えられるのか把握していれば、 予防対策が取りやすくなります。普段の生活で大抵のことは、起こりそうなときに事前に予想できるはずです。
その時に選択する余地があるのなら、優先順位を決めましょう。健康が第一なら、ある判断がストレスの元になると思えば違う選択をするべきです。
そうしてストレスとなりうる事は排除してストレスフリーの生活を送れるように努めましょう。実際ストレスと感じ始めたら、深刻化する前にすぐに対処すべし。
自分の場合も数ヶ月に一度血液検査をしていますが、ウィルスマーカーが上がっている時がここ十年で何回かありました。どの場合も振り返ってみると、その数ヶ月間は仕事によるストレスや家族内で何か不幸があって苦しんでいる事がわかりました。
しばらくしてからストレスがなくなった後、再検査すると数値が正常に戻っているのです。ストレスがいかに健康に悪影響を与えているか身をもって知りました。
それ以降はとにかく自分の最優先事項はストレスを回避することです。自分ではコントロールすることができない出来事が日常でたくさん起こります。しかし常に念頭にストレスを感じないようにするにはどうすればいいかを意識すれば、避けられるストレスはたくさんあるはずです。
それでも、もしあなたが心の病で「うつ病」になっているか、または精神的につらいと感じていて「うつ病」になりそうなら、そちらのプロのアドバイスを受けてみては?
ストレス、心の病をあなどってはいけません。
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