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このサイトのはじめに「病気の原因を知ることが健康への第一歩」と書きました。まずは体内に毒素が入れないようにすることが、病気にならない条件の1つだと言いました。しかしそれは病気にかからないための防御策に過ぎません。
スポーツと同じで守っているだけで、点数が入りますか?試合に勝てますか?
健康を手に入れるのも、守りの姿勢だけでは足りません。積極的に取り組まないといけないことがあります。
ここでいくつか健康を手に入れるために必要な、基本的な項目をリストアップしました。どれもわかりやすく、実行しやすい項目を集めました。
初めから全部の項目を日常生活の中に、一気に取り入れるのは大変です。
少しずつでいいので、できることから実行しましょう。始める前に比べて、自分の体が徐々に変わってくるのがわかると思います。
私自身が全て実行していることです。十年間以上かけて健康にいいと思うことはいろいろ試した結果です。一生続けられないと思うことは省いて、無理なくできると思うことだけを残して続けています。
書いてあることはどれも難しいことではありません。真新しいこともありません。
それでも世の中には不健康な人が多いのには、不思議で仕方がありません。
健康な人と不健康な人のどこに差があるのか?それは「意識」の違いです。
健康を手に入れたいのなら、「意志を持って当たり前のことをきちんと実行する」。
それだけです。
健康とは?
健康について書いていますが、そもそも健康ってどういう状態を指すのか?
病気にかかってないから健康って言えるのか?
健康という概念を世界保健機構では次のように定義しています。
身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であり、たんに病気あるいは虚弱でないことではない
私の場合、自分なりに次のように解釈しています。
「エネルギーが満ち溢れていて、活力があり、幸せに、自由に生活できること」
実際にどういう事かというと、いくつか例を挙げると以下のようになります。
- 毎日が生き生きしている
- 物事をポジティブに捉えることができる
- いつも笑顔
- 毎日が幸せと感じる
- 食事がおいしいと感じる
- 運動が楽しいと感じる
- 疲れにくい
簡単に言うと体を自由に動かすことができ、生きることが楽しいと思えること。
健康を手に入れる方法を自分なりに考えてご紹介していますが、今現在の一時的な健康ではなく、十年後も、二十年後も健康でいられることを目標にしています。
目先の快楽だけを求めると、その場では楽しいかもしれません。しかし、後でツケがまわってきます。もちろん我慢しすぎるとストレスとなって、かえって体に悪いですけど。
健康を手に入れるにはまず、身体に有害となる要因、病気の原因を知り、それらを避けることが第一前提です。
そしてなるべくバランスよく、自然に、無理のない生活を心がけることで人間本来持っている自然治癒力(再生機能)を高められます。
正しい食事をし、抗酸化物質の豊富な食物をとり、体を鍛えることで免疫力(防衛機能)を高め、ウィルスや細菌から身を守ることができます。
結局のところ免疫力を高めれば病気にならないし、たとえ病気になっても自然治癒力が高ければ治りが早くなるというわけです。
されに体力をつけることにより活力が生まれ、人生を前向きにとらえることで、ここで目指している健康を手に入れることができるのです。
健康を手に入れる方法
健康を手に入れる方法をまとめると以下の5つに分けることができます。
食生活の改善、健康な食事をおいしく摂って長生き
健康を考える上で食事がもっとも注意しなければいけない部分です。効果が比較的すぐに見えてくるので、積極的に摂り入れてほしいです。
習慣を変えるのは楽ではないかもしれませんが、1つ1つ実行するのはそれほど難しいことではありません。一番簡単にできるものから始めてください。徐々に慣れてきます。
食生活を変えれば別に運動しなくても体重は自然に減っていき、標準体重になります。
体質改善、太らない、疲れない体づくり
健康を考える上で一番大事なのは食事といいましたね。運動しなくても食事さえ注意していれば体重は標準になります。
しかし体重が標準だから、太っていないから健康だ、というのは少し違います。
体重が標準でも筋肉が少なく、体脂肪率が高いのに健康と言えますか?
また、引き締まった体型は女性、男性ともに見た目も魅力的です。その結果、自身もつきますし、普段の生活も前向きになります。
ではどうすればこのような体質を手に入れることができるのか?自分なりのやり方を交えて紹介したいと思います。
ストレスとうまく付き合うための解消方と予防
ストレスが現代病と呼ばれているぐらい、私たちの住んでいる社会の構造が主な原因といっても過言ではありません。
ストレスがさまざまな病気を引き起こすことはご存じの通り。
過度のストレスでうつになったり、中には自殺に追い詰められたりする人もいます。それぐらいストレスは怖いのです。
心と体はつながっています。心のケアを怠ると体のどこかに異常が現れます。
そうならないように、ここではそのストレスをどう解消すればいいのか、あるいは事前にどう防ぐことができるのか考えたいと思います。
アンガーマネジメント
イライラと怒りは日常生活のあらゆる場面で起こります。私自身も夫婦げんかもするし、子供にも怒りをぶつけます。会社の理不尽なやり方に腹を立てることもあります。友人の言動にも腹立つ。兄弟げんかはしょっちゅうしています。
毎日何かに腹立ち、無駄な時間とエネルギーを使っている気がします。もしも、うまく怒りをコントロールできれば、楽しい時間をもっと作れるはず。
自分のためにも怒りのメカニズム、コントロールする方法、あるいは相手の怒りにどう対処すればいいのかを調べてみようと思います。
ご存じ、私の目標は「人生を太く、長く、楽しく生きること」です。楽しく生きるためには人間が持っている感情の喜怒哀楽のうち、喜びと楽しみを増やすことが肝心。それと逆に負となる怒りと悲しみを減らす事ができれば相乗効果でより楽しい人生を送れることでしょう。
のんびりと、穏やかな生活をし、楽に、気楽に生きるためのコツ
人は苦しむと交感神経の過剰な緊張状態を招きストレスとなり、結果的に健康に悪影響を与えることになります。
これらの悩みや苦しみは物理的なものではなく、精神的な面であることが多いため、気持ちの持ち方1つで幸せにもなれるし、逆に悩んで苦しむ事にもなります。
では、考え方を変えることで、この苦しみや悩みを軽減あるいはなくすことができ、もっと楽になり、幸せと感じることができるかもしれません。その結果、健康に良い影響を与える事ができるのではないでしょうか?
生活スタイルを変えて、生活習慣病を予防する方法
自分の周りを見てみると、体型はスリムで、いつも生き生きしていて、健康そうな人がいれば、それとは全く逆なタイプの人もいます。例えばお腹がでて、肌が荒れていて、いつも疲れた顔をしている人たちです。
いったい何が原因でこうも違ってくるのだろうか?生活環境の違いなのか?多少はあるでしょう。生まれつき病弱あるいは体が頑丈な人もいるでしょう。
それでも大半の人たちは、先進国では生まれた時に与えられた環境は、さほど違いがあるとは思いません。ではどうして、その後の生活スタイルがこんなに違うのだろうか?
そして、四十歳位を堺に病気で悩まされる人がいる中で、病気とは無縁の人たちがいるわけです。生活習慣の違いがもたらす影響は大きいと思います。ここでは生活習慣病を予防する方法を紹介します。
健康維持 - こうして思考は現実化する7つのステップ
健康を手に入れるのにも知識は必要です、しかし知っていても使わなければ何も変わりません。生活習慣を見直すことで、生活習慣病のリスクが軽減するのは誰ものが知っています。それにもかかわらず、どうしてわかっていながらも直そうとしないのか、あるいは始めてでも長続きしないのか?
タバコが体に悪いのにやめられない。お酒の飲み過ぎは肝臓に悪いのに毎日飲む。休肝日なんていう言葉があるくらいです。お酒は毎日飲むべきではないのに、どうして飲むのか?
肥満が原因でさまざまな病気を引き起こします。それを知らない人はいません。それでも、どうして脂っこいもの、甘いものを食べるのか?「おいしいからに決まっているだろう!」と聞こえてきそうですが、ほどほどに食べていますか?
わかっていながら変えられない。「自分を変えるには何かコツがあるのではないか?」と思いませんか?
どのようにすれば生活習慣を変えることに成功し、その習慣を維持し続け、一生健康でいられるようになるのだろうか?
「生活習慣を変えたい、健康を手に入れたい、年をとっても元気でいたいと思うけど、自分にはできない」と思って諦めないでください。全て実現できます。技術的に難しい事など1つもありません。頭の良し悪しは関係ありません。競争するわけでもありません。
できる人とできない人の違いは、ちょっとした思考の違いにすぎません。
どのような思考が必要なのか?ちなみにこれらの思考はどの分野でも応用できます。成功する方法はどの分野でも共通するものです。
世界の健康法 - 各国の長生きの秘訣
毎年、世界保健機関が発表する各国別の平均寿命ランキングを見ると、上位に入る国は大体一緒です。アジアでは日本、シンガポール、韓国、西欧諸国ではスイス、オーストラリアなどが男女の平均寿命が82歳以上で常に上位に入っています。
逆に南米やアフリカの国々は平均寿命が低く100位以下だと70歳を切ります。
国よって平均寿命が違うのは単なる偶然だとは思えません。地域によって寿命がこんなに違ってくるのはそれなりの理由があるはずです。
日本も含めた世界各地には老後も自立した生活ができるお年寄りがたくさんいます。彼らの生活スタイル、健康法を少しでも学び取って自分のものにし、健康寿命を伸ばす手がかりにしよう。
偏りはダメ、何事もバランスが大事!
どれも大事なので食事だけ注意するとか、体力づくりに特に集中しようとか考えてはダメです。
何事もバランスです。全部を実行しないといけないとは言っていません。それぞれの項目の中に、取り上げられている内容をできそうなことから実行し、徐々にできることを増やしていきましょう。まんべんなく実行することで相乗効果を生みます。もちろん体の負担、ストレスに感じるようであれば違うことにトライすればいいでしょう。
どの組み合わせがいいかは人によって違います。それは皆さんが自分にあった方法を見つけてください。
食事では例えば、いきなりご飯を100%玄米にすると、食べてもおいしくないと感じるかもしれません。そうなると、逆にストレスにもなります。ならば100%は無理でも、少し白米を最初の方は足してもいいでしょう。
体作りもいきなりジョッギング、ジム通いなどハードなプログラムを作っても長続きしません。「自分がこれ位なら毎日苦なく続けられる」と思えるプログラムから実行してみてください。
それがいつか楽に感じ、「もう少し負荷を増やそう、種類を増やそう」と思うようになります。
今まで苦だと感じていることも、逆にしなくなることに苦と感じるようになります。そしたらしめたものです。
食事の内容を変えるとか、身体を鍛えるとかは意志があれば克服できます。しかし、精神的ストレスや負担を解消する方法は、これさえすればいいというものはありません。
皆、性格が違うので物事を間単に受け止める事ができる人もいれば、些細なことでも悩んでしまう人もいます。「ああすれば大丈夫」と言われて、頭でわかっていても実際に吸収して思考回路を変えるのは容易ではありません。
私自身もここが一番の課題です。食事、体力づくり、生活スタイルの改善は自分を褒めたいぐらいがんばって実行しています。
しかし、ちょっとしたことで悩んでしまうのは日常茶飯事です。生まれ持った性格ですね。運動や趣味に没頭して忘れようと努めますが、結局悩みの種を解決しない限りストレスは簡単には解消されません。
まとめ
健康を手に入れる方法をまとめると、以下の項目を実行すること。
- 食事を見直す
- 体力をつける
- 生活の習慣を見直す
- ストレスをためない生き方、考え方をする
まずは目標を明確にしましょう。むやみに実行するよりは、数値で表すことができる具体的な目標を立てましょう。例えば体重、体脂肪率など。何かの持病を持っている人は、血液検査の数値でもいいでしょう。
何かの病気で悩んでいれば、その病気が改善されているとはっきりわかることでもいいです。ちょっと改善されれば、モチベーションがあがります。それが楽しくなってくるはずです。
私の場合、肝炎ウィルスマーカーが改善され、血液検査で他の全ての数値が正常化したときには本当がんばった甲斐があったと喜びました。腰痛もなくなり、太りにくい体質にもなりました。体力がついたおかげで、疲れにくく、暑さも全然苦に感じません。
今では普段の生活に自然に取り入れて実行しています。習慣になると全く苦ではなくなりました。決して難しいものではありません。ただ最初の方は強い意志を持つ必要があります。何事も最初の一歩です。自分の十年後、二十年後、どういう風になりたいのかイメージしてください。きっとやる気がわくはずです。
三日坊主にならないためには、こちらを参考してください。