白いもの、白米、白パン、白砂糖の害は恐ろしい

WhiteRice私たちが普段からなにげなく食べているご飯、パン、ケーキ、よく見ると使われている米、小麦粉、砂糖がほとんど白いことに気づきませんか?

家で食べるご飯、レストランで出されるご飯、コンビニで売っているおにぎりやお弁当も白米。

サンドウィッチ、トースト、パン屋さんで売っているパンもほとんどが精製された小麦粉で作られています。ケーキ、市販のお菓子、飴、あらゆる甘いものにグラニュー糖や白砂糖が使われています。これらに共通しているのは、米にしろ、小麦粉、砂糖にしろすべて精製されて白いことです。

本来、小麦粉も、砂糖も、お米も白くありません。それぞれに色がついています。それはさまざまな栄養素が含まれているからです。なのに、色がついていると出来上がった商品の見た目が悪くなり、売れにくくなるという理由で、食の本来の目的であり、一番大事な栄養素を削り取ってしまうのです。

一般的に私たち消費者はこれらの白い食べ物が、実は恐ろしいものだと余り知りません。私も昔はそうでしたが、自分が病気になり健康に気を遣うようになってからは白いものが実は糖尿病の原因の1つ、肥満の原因だと知ってからは避けるようになりました。

そのおかげで今では体は健康そのもの、ガンの摘出手術から10年以上たった今も再発もなく、体重も高校の頃と同じ体重です。(もっとも筋トレをし始めてから、筋肉がついたので高校時代よりも筋肉の分の体重が増えましたけど)

皆さんにも白い食べ物が恐ろしいものだという事を知ってもらい、食生活を変えて欲しいと思います。

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白いものって何?

白いものはどれをとっても、本来持っている食物繊維や栄養素を削り取って残ったものです。米でいえば、もみ殻の部分を外して残った玄米は生きている米です。発芽させることができる玄米は生命力を持った米。なのに、まわりに付いている栄養素を全て取り除くわけですから、残ったものでは発芽させることができない。これでは生命力がなくなった代物です。

麦にしても同じです。全粒粉のまま使えばいいものを、これも同じように精製しているわけですから。精製される前の穀物はタンパク質、ミネラル、炭水化物、脂肪、食物繊維など体によい栄養素がバランスよく含まれているはずなのに、あえて削り落として白くするなんてバカな話です。

なのに、どうして精製されていない玄米、全粒粉などの穀物が一般家庭やレストランで食べられてないのか?

まずは、白くすると見た目がきれいなる。そして硬い周りの部分を削ることでやわらかくなり食べやすくなるからです。食べやすければ、大量に消費してくれます。売る側としてはその方が儲かりますよね。

なぜ白いものがいけないのか?

食べすぎ、肥満の原因、糖尿病のリスク

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白い方が見た目もよし、おまけに食べやすい。「何がいけない?」と思うでしょうが、問題があります。

柔らかいので、しっかり噛まなくて食べれる。噛む回数が減るのでちょっと噛んだだけで飲み込むため、食事の時間も短くなります。ちなみに、満腹になるまでの時間は食べる量と関係なく一定しています。つまり、食べるスピードが上がれば、満腹感を感じるまでの時間内に食べる量が増えるということです。必要以上に食べるわけですから、肥満の原因となります。

白米や精製された小麦粉は食物繊維や栄養素が抜けているだけではなく、消化・吸収が速いため、血糖値が上昇しやすくなります。特に白砂糖は糖分の吸収がとても速いため、体が血糖値を下げようとインシュリンを大量に分泌します。今度は逆に血糖値が下がり、また何か食べたくなるという悪循環に陥ります。

ご飯やパンなどの炭水化物の食べすぎは糖尿病のリスクを高めたり、あるいは糖尿病患者が炭水化物を控えるように言われているのは、一般的に食べているご飯やパンが白米と精製された小麦粉から作られているからです。

白砂糖の取りすぎるとカルシウムが失う

子供の頃からよく親に「お菓子やジュースなどを食べ過ぎると虫歯になるよ」と言われていましたが、どういう理由からなのでしょう。気になったので調べてみました。

人間の体内は弱アルカリ性のようです。そして、精製される前は弱アルカリ性なのに、精製過程でミネラルやビタミンが取り除かれて残った白砂糖は酸性となります。体内に入って来た酸性食品を中和しようとミネラルが使われます。

この際、一番使われるのがカルシウム。カルシウムを含むミネラルを失った白砂糖は体内にあるカルシウム、骨や歯を溶かして使われることになります。虫歯になるのはそのためです。

白砂糖は中毒になりやすい

StrawberryCakeタバコやアルコール、または麻薬の依存症になる人が世の中にはいます。割合としてはそれほどいません。しかし、砂糖も実を言うと中毒性を持っていることはあまり知られていません。

麻薬と違って、白砂糖は様々な食品に入っているという点では麻薬よりも恐ろしいかもしれません。知らないうちに摂取しているということも怖いものです。

特に白砂糖やグラニュー糖などの砂糖を取り続けると体がどんどん甘いものを欲しがるようになります

イライラしたり、ストレスを感じたりしたとき、無性に甘いものを食べたくなりませんか?

食後のデザートが習慣になって、食べないと何か物足りないと感じませんか?

そういう人は砂糖依存症の疑いがあると思っていいでしょう。

別に甘いものがいけないのでありません。市販されている甘いものは一般的に白砂糖が使われています。ビタミン、ミネラルが含まれていない白砂糖がいけないのです。

糖類は体内に取り入れると分解するために、ビタミンB1を必要とします。しかし、白砂糖にはビタミンが含まれていません。そうすると体内にあるビタミンB1が消費されます。大量に白砂糖を摂取すると大量のビタミンB1が消費される。そして体内でビタミンB1が不足します。

ビタミンB1が不足するとその結果、以下の症状を引き起こします。

  • 疲労感
  • めまい
  • 貧血
  • イライラ
  • 記憶障害

そして、疲れやイライラから開放しようとまた甘いもの食べようとします。悪循環です

市販のケーキ、ジュース、炭酸飲料、飴、甘く味付けした料理、甘くしてある加工品などは大半が白砂糖を使っています。たまに食べる分には食べて幸せを感じ事も大事なのでいいと思います。

たまにと言わずもっと頻繁に甘いものを食べたいと思うなら、黒砂糖やハチミツ、天然のメープルシロップなど自然で精製されてないものを使いましょう。ミネラルなどが多く含まれていて体にとても優しいです。

漂白された物もダメ

白い食品は精製されたものだけではありません。見た目をきれいにするために漂白剤を使って白くされた食品もあります。鮮度が落ちた商品、酸化されて色が変色したもの、自然な状態では色があまりきれいでないため売れにくいものなど、薬品を使って白く漂白します

漂白剤は化学薬品です。体にいいはずがありません。漂白された食品だけではなく、その逆に見栄えをよくするために着色料を使って色を変えた食品もたくさんあります。

どれも不自然な色です。真っ白だったり、真っ赤だったり、黄色だったり。食材の本来の色を誇張して、色鮮やかにしています。

一般的に加工品はほとんどが不自然な色をしています。食品を買うときは、見た目に惑わされずに自然に近い状態の食品を買いましょう。

お米で言えば玄米、小麦粉で言えば全粒粉、砂糖は精製されてない状態は薄茶色をしています。雑穀は全て色がついています。塩も化学的に作られた塩は真っ白ではありません。ミネラルなどが含まれている塩は少し色が濃いものです。

食塩もどうして体に悪いのか

本来は海水から水分だけを蒸発させて作った塩にはミネラルが豊富に含んでいますが、食卓にあがっている食塩はこれとは違います。この食塩は人工的に海水から塩化ナトリウムだけを取り出したものです。ただ単にしょっぱいだけの化学物質に過ぎません。

自然のそのままの海水にはさまざまなミネラルが入っているのに、製造時間の短縮のために切捨ててしまうのですから、本当に残念です。このような塩を使えば当然、高血圧の原因にあげられても仕方がないことです。

塩の取りすぎがいけないのではなく、人工的に作られた食塩(塩化ナトリウム)がいけないのです。自然海塩、あるいは岩塩などミネラルが豊富に含まれた自然のままの塩を使ってください

まとめ

食品を買うにあたって、あるルールを決めて選べばわざわざ商品の詳細を見なくても白い食品を避けることができます。

今の社会は時間に追われ、一から料理を作る人が減っています。そのため便利さを求めた結果、工場で加工された商品が大半を占めています。それらの商品を買ってもらうためにきれいにするため精製して白くするのです。

食品が人の手でいじくられる工程が多いほど出来上がったものは栄養素を失った死んだ食品となります。

つまり加工されていない食品を自然な形のまま、フレッシュな状態で買えばいいのです

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かれこれ10年以上、発芽玄米を食べていますが、ガンの再発を今日まで防げられたのは発芽玄米を食べているからと言っても過言ではありません。もちろん、発芽玄米を食べただけでガンの再発防止ができるとは言っていません。しかし、ガンの再発防止に貢献している主な要因の1つであることには間違いありません

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毎日でも、自宅で気軽に玄米を発芽させて、食べることができるので嬉しいです。

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