食べる時間帯、食べる順番、太らない食べ方

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当たり前ですが、人は食べないと生きていけない。一般的に食事は一日に三回という人が多いと思います。もちろん忙しい人たちは朝の朝食を抜いて家を出たり、あるいはパン1枚に牛乳をコップ一杯飲んでおしまいにする人もいます。昼はサンドウィッチやおにぎりだけでおしまいなんていう人も。

とにかく時間がないから、あるものを食べて簡単にすませてしまったり、お腹が空いたから夜遅くでも食べる人もいます。食生活はその人の生活スタイルに人によって変わってきます。

健康を考える上で食事の果たす役割が大きいことは言うまでもありませんよね。

痩せたいから食生活を変えてみても、思ったほど成果がでなかった。今度はジョギングに精を出し、ジムに通ったりしても思うように痩せられなかったなんてことないですか?

健康を手に入れるのに必要な事として、食生活の改善、適度な運動は承知の通り。でも痩せる事だけを重点に考えるなら、どちらかというと運動よりも食事の方が大事です。

かと言って自然食品をただ単に食べればと良いとか、ただ糖質、脂質を減らせばいいと思っていませんか?

実はそれ以外にも「どの時間に、どの順番で、何をどう食べる」のかも大事です。これを知っているのと知らないとでは同じものを食べていたとしても、出る結果は違ってきます。

私は100%とは言いませんが、できるだけ守るように心がけています。そのおかげで周りからはたくさん食べているのに全然太らないと言われます。

あなたもこの違いを知って、効率よく体重を減らすだけではなく健康な体を手に入れましょう

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食べる時間帯

同じものを食べるにも、食べる時間帯と食べる順番、食べ方1つで消化の負担、栄養と脂肪分の吸収率が違ってきます。
一般的に朝の朝食はしっかり食べることだと、子供の頃から言われてきました。しかし、いろいろな情報を集めて調べてみるとその逆説を唱えている人たちも多くいます。

朝は軽くすませた方がいいという人もいるのです。しかし、何を食べても言いという訳ではなく、果物だけで済ませることを勧めています。

私自身はこの逆説を信じて毎日の朝食は果物だけにしています。そのおかげで体重は増えないだけではなく、お通じもよく、風邪もひかなくなりました。そして一番のメリットは朝から食べ過ぎで消化にエネルギーが使われ、だるいと感じる事がなくなりました。

もちろん一日中果物だけを食べているわけではありません。基本的に朝は果物だけですが、お昼ごはんと晩御飯以外の時間帯にお腹が空いたらその時も果物を食べるようにしています。

どうして朝に果物を食べることがいいのか?

人間の一日の生活サイクルを見れば理にかなっていることがわかると思います。

24時間を3つのサイクルに分けることができます。この3つのサイクルに体がどのように働いているかを知ることで、そのサイクルの時間帯にどの様な食事を摂ればいいのかわかります

午前4時から昼の12時まで

fruits_basket最初のサイクルである夜中の4時から昼の12時までの間は、前の日に摂取して栄養を吸収した後に残った老廃物を排出する時間帯にあたります。老廃物を身体にたまった状態にしておくと体に害です。そうさせないように排出がスムーズに働けるように助けてあればいいのです。

老廃物を排出するのに多くのエネルギーを必要とします。この時間帯に朝食をしっかり摂るとどうなるか。日本で一般的に良いとされる朝ごはん(ご飯、味噌汁、納豆、焼き魚、漬物など)を摂ると消化に多くのエネルギーが使われます。消化は身体の中で働く機能の中でも最も多くのエネルギーを使うプロセスです。

身体のエネルギーが消化のために使われると、排出に必要なエネルギーが減ります。そうなると排出がうまくいかなくなり、体内に毒性や老廃物がたまります。

このため、排出のサイクルでは消化の負担をできるだけ減らす事が健康を維持するキーポイントとなってくるのです。

朝食をたくさん食べてはいけない理由、わかったと思います。

では「朝食を何も摂らなければいいのでは」と思っている人いませんか?確かにこれなら消化にエネルギーを使われなくてすみます。でも朝起きてこれから動くのにもやはりエネルギーが必要です。そうすると結局、食べてエネルギーを作らないといけません。

消化にエネルギーを使われずにすみ、かつ食べてエネルギーを取り入れることができればいいわけです。

そこで果物が出てくるのです。果物のいいところは食べてから大体20分後には栄養が吸収されます。しかも果物は食べた時点でもう消化はすんでいるため、消化にエネルギーを取られることがないのです。

午前中に果物を食べることを勧める理由はここにあるのです。好きな果物を特に旬の果物を好きなだけ食べればいいのです。

昼の12時まで夜の8時まで

正午から夜8時までの間の昼ごはんと晩御飯の2回の食事があります。この間にしっかりと食事を摂り体に必要な栄養を取り入れる摂取のサイクルとなります。

もちろん何を食べてもいいというわけではありませんし、食事の内容によってはオススメする食べる順番もあります。詳しくはこのページの先に書いてあります。

夜の8時まで午前4時から

最後のサイクルは吸収のサイクル、その前の摂取のサイクルで摂った食べ物から栄養を吸収し、体の機能がうまく働けるように使われます

そして吸収した後に残った老廃物が次の排出のサイクルで身体から排除されるのです。

こうして3つのサイクルが毎日行われるわけですが、午前4時から正午まで排出のサイクルに果物だけを食べることが一番大事なこと。その次の摂取のサイクルに上手に食べることで、食べたものが効率よく吸収することができます。

晩御飯が終わった後はなるべく寝るまでの間おなかがすいたからといって、夜食を摂ることは避けましょう。食べたものは寝ている間は燃焼されずにそのまま脂肪となり蓄積されます

どうしてもお腹が空きすぎて眠れない場合は果物など、20分程で消化しきって胃に残らないものをオススメします

食べる順番

摂取のサイクルでの2回の食事をどう食べれば効率よく消化できるのでしょうか?

食事の内容を大きく4つに分けると果物、野菜、タンパク質、炭水化物となります。この4つの食べ物をある順番で食べることで肥満防止になり、糖尿病の防止になります。

果物は他のものと一緒に食べない

まずは果物ですが、排出のサイクルでも書きましたが、食べた後は最低でも20分は待つこと。それと果物は単独で食べ、他の物とは一緒に食べないこと

朝以外の時間帯に食べたいのなら、食後三時間後あるいは食事30分前に食べるようにしましょう。なぜ他のものと一緒に食べてはいけないのか?

野菜や肉、魚などのたんぱく質は消化されるのに3時間程かかります。胃の中にそれらの食べ物があり、消化しきっていない状態で果物を食べると、果物は他の食べ物が消化されるのを待ちます。その待っている間に果物は腐り始めて、細菌などが繁殖します。栄養をそれらの細菌にとられるし、栄養自体が吸収される前に発酵してしまえば無駄になります。

果物は、朝はもちろん日中もおなかが空いた時だけ他のものと一緒に食べず、それだけを食べましょう

野菜、たんぱく質、炭水化物の食べる順番

healthy_meal次は野菜、肉や魚などのタンパク質、お米やパン、パスタなどの炭水化物をどの順番で食べればいいのか?

炭水化物だけを摂るとどうなるか?炭水化物は分解されると糖質(ブドウ糖)となり、血液中にある余ったブドウ糖はグリコーゲンとなり肝臓や筋肉に蓄えられ、エネルギーとして必要な時に使われます。しかし、蓄えられる量にも限界がありグリコーゲンとして蓄えられなかった糖質は中性脂肪となり、体脂肪となります

炭水化物抜きダイエットをよく聞きますが、まったく摂らないのも問題ですが、量を減らすことで余分な体脂肪を作らいので確かにダイエットしたい人にはいいかもしれませんね。

もうひとつ、炭水化物の摂りすぎで怖いのは体脂肪がつくだけならまだましですが、血液中の血糖が高い状態が続くと糖尿病の原因になる可能性があるからです。血糖値が高い状態を作らないようにするには次のような食べ方をすればいいとされています、

最初は野菜、次はたんぱく質、最後に炭水化物の順で食べると野菜に含まれている食物繊維が糖や脂質の吸収を抑えてくれて、血糖値が急に上がりません

炭水化物を摂りすぎたせいで、余った糖質は脂肪となって体内に蓄積されるため、摂取量を減らす意味でも最後に食べるのは理にかなっています。

しかも食事し始める時は大抵お腹がすいているため、いきなり炭水化物から食べはじめると必要以上に食べることになります。そういう意味でも野菜から食べ始め、最後に炭水化物を摂るのは食べる順番としては正しいと思いませんか?

太らない食べ方

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さてどの時間帯に何を食べ、どの順番で食べればいいのかわかったと思います。オススメしたとおりに食べてみてください。おそらく苦もなく簡単に痩せることができるでしょう。

効率よく痩せたい人は他にも有酸素運動や筋肉トレーニングなども同時に取り入れることをオススメしますが、ここでは食事をテーマにしているので、食事を通してやせる方法あるいは太らない方法を考えたいと思います。

正直なところ運動をしなくても、食事の内容と摂り方さえ注意すれば自然と痩せることができます。

  1. 朝は果物だけ、好きなものを好きなだけ食べてよし
  2. 昼ごはん、晩御飯は全体栄養食を、野菜、たんぱく質、炭水化物の順番でしかもバランスよく食べる
  3. 間食はお腹がすいたときだけ、果物を食べる。他のもとは一緒に食べない
  4. 夜寝る前はなるべく食べないこと、どうしても食べたい時は果物を食べる
  5. 口にするものはできるだけ、無農薬、有機栽培で作られたものあるいは加工食品ではなくなるべく自然に近い状態の食品を摂ること
  6. 食品添加物が含まれているものはなるべく避けること。食欲増進あるいは依存症を引き起こす可能性があり、食欲が出て食べ過ぎの原因になるため

食生活を変えてみましょう。体重はきっとその人が持っている適性体重になるはずです。

この食べ方を実行すれば苦痛なダイエットをする必要もありません基本は、お腹がすいたら我慢する必要ながないのですから。とにかく果物を食べることです

私はこのやり方で体重はいまだに高校の頃と変わりません。むしろあの頃よりも体幹トレーニングをしている分、体は引き締まりエネルギーに満ちている感じがします。

皆さんも試してください。少しずつですが自分の適正体重に無理なく達することができ、毎日がエネルギッシュに動けるようになるでしょう。

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