回想記 17:免疫力を高める方法、「体を冷やさない」編

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免疫力を上げるためにしたこと

昔から「風邪は万病のもと」と言われています。体を冷やすと風邪をひくだけではなく、体温が下がると免疫力が下がり、さまざまな病気にかかります病気にかからないようにするには体温を下げないように注意する。あるいは、積極的にもっと体温を上げればいいわけです。

体を温めることができれば免疫力が上がり、体内に入ってくる病原菌、ウィルスなどを退治してくるおかげで、病気にかかりにくくなる。

体を冷やさないことがいかに大事かわかったので、あとは日常生活の中でいかに体を冷やさず、温めることができるかを考え始めました。

冷えの原因を知る

まずは、体を冷やす主な原因をいくつか見てみましょう。原因がわかれば、単純に避けられるものは避けるだけで効果があります。ストレスのように、避けてくても一筋縄ではいかないようなものありますが、それらはこの後の「体温を上げるためにした事」で説明しようと思います。

筋肉不足

筋肉の運動量が少ないと熱を発しないので、体温は上がりません。寒い時に体がブルブル震えますよね。筋肉を震えさせることで熱を発して、体を温めているのです。寒かったら、温かいものを飲むか、服を着込んで温めてもいいですが、その場ですぐに手に入るとは限りません。その場合は、その場で体を動かすだけで体を温められるのですから、便利な方法だと思いませんか?

体全体の筋肉量の7割は下半身にあります。このことを知ってからは普段から脚を使った運動をするようにしています。

エレベーターやエスカレーターの代わりに階段を使う。例えば、少しそこまで行くのに車やバスで行くのではなく、歩く。ささいなことですが習慣づけることが大事だと思っています。最近の人たちは、楽な方に流されてしまう傾向がありますが、自分は怠けずに機会があれば少しでも多く体を動かすようにしています。

冷房の効きすぎ

夏になると蒸し暑くなり、冷房をつけないと不快を感じるため、どうしても冷房をつけたくなります。あるいは、夏の間はどこにいっても、スーパー、デパート、乗り物の中は冷房が効いています。さらに夏は、アリスクリーム、ビール、冷や麦など冷たい食べ物も多くとりがち。そのうえ、冷房でさらに体を冷やしているので体温は下がって当然です。

おまけに、中は寒いが一歩外に出ると逆に暑すぎ。温度差の激しい所を行き来すると風邪をひきやすくなります。冷房の温度を少し上げるか、冷房の効いた場所はなるべき長居しないような注意しています。

ストレス

昔にはあまり見られなかったストレスが、現代社会ではたくさんみられます。大人から子供まで、精神的に、肉体的にストレスを感じる場面がたくさんあります。

何かというと「ストレス、ストレス」とあっちこっちで聞こえてきますが、ストレスの何がいけないのか?

簡単に説明すると、人がストレスを感じると緊張のホルモンであるアドレナリンなどが分泌され、血管が収縮して血行が悪くなり、体温が下がるからです。

また逆に、リラックスだけでストレスが全くない生活だと、今度は脳が刺激されないために脳の血流が悪くなります。過度のストレスはもちろん避けた方がいいが、全くストレスを感じないのも問題です。ほどほどのストレスがあった方がいいのでしょう。

食事

食事は生きていく上で最も大事な生活の営みです。何を食べるのかで私たちの健康状態は大きく左右されます。体を冷やす原因となる食べ物と食べ方もその1つ。

  • 食べ過ぎ:食べた物は胃腸で消化されます。この時に食べ過ぎると、胃腸の方に血液が集中し筋肉や脳に運ばれる血液の量が減ります血液の中には栄養、酸素、白血球免疫物質など含まれています。もし、血液の送られる量が減った場所があれば、そこの部分に栄養が運ばれないために病気が発生しやすくなります。逆に血液が十分に運ばれれば、病気も治りやすくなる。食べ過ぎで胃腸に血液が集まり、体の中で産熱量が多い部分の脳、心臓、筋肉に運ばれる量が減ると、体温が下がりますその結果、免疫力も下がり余計に病気になりやすくなる。食あるいは腹八分目が健康にいいとよく言ったものです。
  • 体を冷やす食べ物:簡単に言えば、氷、アイスクリーム、よく冷えた飲み物全般冷たいものをとれば体が冷えて当然他にも飲み物の種類や、食べ物の種類にも体が冷える陰性食品などがありますが、どの食品が陰性食品で、どの食品が体を温める陽性食品か気にしていたら疲れて食べる楽しみが半減します。果物は生で食べることが多いし、野菜も生で食べることもあります。これらの中でも体を冷やすものがあると言われていますが、それよりも生で食べることで酵素が多くとれるというメリットがあります。冷たい物を避ければ、特に気にせずにどの野菜、果物を食べてもいいと思います
  • 解熱剤外からウィルスなどが体内に入ってくると、人の体は外敵を攻撃できるようにするため体温を上げます体温が上がれば、免疫力も上がりますしかし、熱が出て苦しいからといって、ここですぐに解熱剤を使うと体温が下がり、結果的に免疫力も下がることになります。せっかく、外敵と闘っているのに、体温を下げることで免疫細胞の量が減り、風邪が治るどころかウィルスが繁殖します。熱がでるのは体が頑張っている証拠もっとも、高熱で頭がふらふらして食事を摂る元気すらない時は仕方がありません。解熱剤を飲み、一時的に熱が下がっている間に食事をとる。効き目が切れれば熱はまた上がります。そしたら、そのままにしておきましょう。かなりの高熱の場合は逆に脳がやられてしまうので、やむ負えない場合は飲んだ方がいいと思います。

生まれつき体温が高く、免疫力が高いので風邪を引きにくい人もいれば、体温が低く、冬になると必ずと言っていいほど風邪を引く人もいます。私みたいに体温が低い人は本来なら風邪を引きやすいはずですが、体温を下げないように注意しているため、ここ十数年以上も風邪を引いていません。

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