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50歳からの人生を楽しく送れるために、今すべきことを考える
50歳で早期リタイアを実現させるには、するべきことが幾つかあります。そして、実際にリタイアできたとしても、楽しいリタイア生活を送れるようにするためにも、するべきことがやはり幾つかあります。
絶対に必要なことから、あればなおいい物を考えてみようと思います。
早いうちに準備しておかないと、50歳でリタイアできないどころか、できたとしても、つまらない老後を過ごすことになりかねません。そうなると健康にも悪影響を及ぼし、長生きするどころか、早々にボケてしまったらそれこそ本末転倒です。
ではここで、忙しいことを理由に何も深く考えずにこのまま老後を迎えるとどうなるのか、少し考えてみましょう。
- 仕事一筋で生きてきた人たちが退職した後、特に趣味もなく、家で何もすることなくブラブラしている。
- 家事の1つも手伝えないどころか一日中家にいるため、奥さんの仕事が増え、煙たがれる。
- 社会から取り残され、疎外感を感じる。
- 生きがいが見つからず、気力がなくなる。
- 家にいることが多くなり、外出も減り、体を動かす量が減り、体力が低下。
- 頭をつかう機会が減り、認知症の原因にもなるかねない
- 少ない年金でやりくりしなければ生活できない。
ほんの一部ですが、このような老後を過ごす羽目になるかもしれません。そうならないためにも今から自分が送りたい老後をイメージしてください。そのイメージ通りに、老後の生活を送れるように今できることを考え、準備しましょう。早すぎるということはありません。
私はリタイアを意識し始めたのは35歳位の頃からです。生活習慣の改善、体力づくり、50歳でリタイアできるように資産づくり。老後にたくさんできる時間を自分の好きなことだけをして過ごせるように、スポーツを続け、楽器を習い、さらに社会に貢献あるいは繋がり持つためにもこのサイトを作り始めました。
住む場所も、大好きな東南アジアに移り住もうと考えています。海外生活が長いので英語を初め、フランス語、中国語も話せるのでどこに行っても言語で苦労することはないと思っています。更に、ベトナム語、タイ語も現在取得中です。
これだけ言語ができると、世界中から集まってくるリタイア者のコミュニティーとだけではなく、現地の人達ともおそらく問題なく交流できると思います。
毎日がヴァカンスのような生活を今から楽しみにしています。まだ実現していませんが、大病や事故にでもあわない限り、この調子で行けば実現できると信じています。
実際にどのような準備が必要なのか?
主観的ですが、私がどのような準備をしているのか紹介しながら、見ていきましょう。難しいことはありません。大事なのは未来の自分をイメージし、夢を持ち続けることです。
思考はいつかは現実化します。
体づくり
自分が50歳になった時の姿をイメージしたことありますか?
一般的に40歳ですでにお腹が出て、中年太りの人が多いのではありませんか?
50歳でも中年太りがさらに加速し、筋力も落ち、あっちこっちにガタが来ている年齢でしょう。意識して体形、体力の維持に努めないと脂肪はつくばかりで、生活習慣病にかかるリスクが高くなります。50歳以降も健康的な生活を送りたいのなら、体力維持は絶対に不可欠です。
資産構築
健康が何よりも大事だと言いました。
しかし、この世の中、お金がなかったら苦労することもたくさんあります。豊かな生活を送れればそれだけ、精神的に、体力的にもリラックスできます。お金がないことで生まれるストレスからも開放されます。万が一病気になった時も最善の治療が受けられます。
お金があるからこそ、早期リタイアもできるのです。お金があれば、無理にしたくもない仕事をする必要がありません。いつでも仕事を辞められるという気持ちが持てるので、自分を追いつめることもありません。
資産を持っていることが一種の精神安定剤にもなります。
老後にお金の心配をする必要がないように、あるいは早期リタイアできるためにも30代、40代のうちに資産を構築することをオススメします。
資産を作るのなら、こんな面白い本を見つけました。億万長者に成るために必要な「マインド」について書かれています。
どんな状況でも幸せを感じ、充実感を持ち、ワクワクして生きる、「億万長者の教科書」
30代、40代のお金の使い方
お金を貯める必要はあります。しかし、貯めることに専念して使うべき時に使わず、逆に使わなくてもいい時に無駄使いする人がいます。お金には上手な使い方と下手な使い方があります。
30代、40代にオススメのお金の使い方と、その使い方が健康とどのような関係があるのかを考えようと思います。
長く続けられる趣味を見つける
現役時代に仕事中心の生活を送っていたために、趣味に費やす時間がありません。しかし、リタイアした後は時間がたくさんできます。好きなこと、熱中できる趣味を持っていないと暇を持て余すことになります。
もちろん、リタイアしてから始めても遅くありません。しかし、何かを覚えるのに若いに越したことありません。
趣味を持つことはリタイア後を楽しく過ごすためだけではなく、健康にもいい影響を与えます。頭を使うため、ボケ防止にもなります。スポーツなどの趣味なら、体力の維持にも役立ちます。
そもそも、趣味に費やせるゆとりがある事自体がとても贅沢な話です。趣味に夢中になっている時は、人は幸せを感じるはずです。この幸せを感じることが、生きている上で一番意義のある瞬間ではないでしょうか?
さて、年をとっても長続きできる趣味にどのような趣味があるのか、見てみましょう。
老後の生活をどこで過ごすかを考える
リタイア後は今住んでいるところに住み続ける必要はありません。仕事をする必要がなくなったため、通勤もしなくてもいい、都心に住む必要もないわけです。田舎に住んでもいいし、最近は海外にロングステイまたは移住する人たちも増えてきています。
空気がおいしく、自然に囲まれ、のんびりできる場所。しかも生活にふびんのない場所。リタイア後、健康的な生活を送るにはどこに住めばいいのか?
人それぞれ望むものが違います。気候、地域の文化、習慣、物価、食事、言語、などなど考慮するべき点はたくさんあります。第二の人生を住み慣れた場所にとどまるのもいいいが、数週間でも、数ヶ月でも構いません、日本を飛び出して全く違う異文化の場所に住むことを一度考えてみてはどうでしょうか?。
セカンドライフ、生きがいを見つけて人生を楽しくしよう
50歳で早期リタイアすれば、自由に使える年数が定年退職する人たちよりも多いですよね。健康寿命が80歳だとしたら、健康に生活できる年数が30年近くはあるはずです。その30年を毎日がヴァカンスだと思って過ごしていると、何か物足りない感じがする日が早々に来るのではないかと思っています。
充実した老後を過ごすためには「生きがいを見つけよう!」という言葉をよく耳にします。
海外ではあまり聞かない言葉です。仕事をすること、社会に貢献していることが美徳と考えられている日本ならではの言葉ですね。しかし、生きがいを持つことで生きることに意義を見いだすため、苦しいことが起きても生きる活力と原動力となります。長生きするためには、特に人とつながっていることが大事で、人のために役に立つ生きがいを持つことをオススメします。
夫婦関係の構築、夫婦円満の秘訣
一人でいる方が気楽で一生を独身で貫き通すのも人生でしょう。夫婦でいる方がいいのか、独身でいた方がいいのかはその人の性格にもよります。夫婦でいるメリット、独身でいるメリットもそれぞれあります。
しかし、老後は体が思うように動けなくなり、普段の生活も一人ではきつくなる時期がきます。一人でいるよりも二人でいた方が何かと便利な時期が来るでしょう。
家事全般から、買い物、通院、家でケガしたり、倒れたりした時にその場ですぐに助けてあげられる人がいるのは安心します。年を取れば取るほど、ひとりで暮らすよりも誰かと一緒に暮らし、お互いに支え合っていく方が何かと都合がいいかと思います。
自分の努力次第で健康は維持できますが、それでも年を取れば病気は逃れません。ましてや、事故やケガはなおさらです。そういう不測の出来事が起きた時に頼れる相手はやはり、長年付き添ってきた、側にいる伴侶でしょう。
結婚する時に一生の伴侶として決めた相手とリタイアした後は、毎日顔を突き合わせる事になります。
現役時代は夫婦の顔を合わせる時間はそれほど多くないため、ケンカする回数も多くないかと思います。それは、ある程度の距離をおいてある方がうまくいくから。しかし、リタイア後は一日中家にいて、細かいことも目に付くようになります。些細なことが積もりに積もって爆発することもあるでしょう。
そうならないためにも、リタイア後もいい夫婦関係を保ち続けるには、リタイア前から築き上げることがコツ。では実際にはどうすればいいのかを考えてみましょう。
子と孫の接し方、親子関係の構築
ここでは子供がいるという前提で話をします。健康でいるためには、生活習慣の改善はもちろんですが、人は一人では生きていけません。友人関係、夫婦関係もそうですが、親子関係も老後を幸せに過ごせるかどうか大きく関わってきます。
年を取って、子供、孫から愛されて家族の中で過ごすのと、邪魔扱いをされて一人で孤独で過ごすのとどっちがいいですか?
自分が年を取って、伴侶に先に立たれたとき、最後に頼れるのは自分の子供達です。苦労して育てた子供だから、子供が親の面倒を見るのが当然というのは一昔です。どんなに苦労して育てた子供でも、嫌われたらそっぽを向かれて面倒を見てもらえません。
老後から子供達と良い関係を築こうとしても遅いです。親子関係は生まれたときから始まっています。小さいときから子供達とよく接し、遊び、話を聞いてあげ、お互いの信頼関係を築くことが大事です。
友人関係の構築、友達の作り方
リタイアした後は時間がたくさんできます。毎日夫婦だけでいると煮詰まってきます。外に出て趣味を通じて他の人たちと交流したり、昔からの友人と会って交友を深めるのも生活にメリハリがついていいと思います。特に昔からの友人は気心の知れた仲で、腹を割って話せるため、気を張らなくて済みます。
そのような友達を作るにも一夜ではできません。長い年月が必要です。老後を迎える前からこまめに交友を深めておきましょう。
私自身は海外生活が長いため、日本に限らずアジア、ヨーロッパ、オーストラリア、アメリカ、カナダと世界中に友人、親戚がいます。頻繁ではありませんが、今でも機会があればどこかの国で会っています。
リタイアしたら、彼らを訪ねて周るのが老後の楽しみのうちの1つです。そのためにも普段からSNSを使ってこまめに連絡しています。リタイア後を楽しく過ごすためにも、友達付き合いはこまめにしておきましょう。
では、仲の良い友人関係を築くにはどのようにすればいいのか?
自分なりの幸せを見つける
人は何のために生まれてくるのか?
哲学になってしまいますが、時々疑問に思います。日本では毎年3万人の人が自分から命を絶っています。生きている価値が見いだせなくなったからなのでしょう。人生は楽しいことばかりではありません。つらいこともたくさんあります。それでも、幸福を感じる瞬間は誰にしも持っているはずです。
つらいことがあっても、幸せと感じるその瞬間があるからこそ人は生きていけます。自分の価値観でもって、人がなんと言おうと、どう思われようと、自分が満足していればそれはあなたの幸せなのです。
あなたの喜び、楽しいと思う気持ちを家族、友人などあなたの愛する人たちと分かち合ってください。もっと幸せを感じることでしょう。
幸せに生きていれば生命力にあふれ、きっと健康で長生きできるだろうと確信しています。
もし、自分を変えたい、自分の描いているような人生を送りたいのに思うようにいかない。
そんな人はプロの力を借りるのもいいかもしれません。
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