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皆さんは一日に何食を食べるのが理想だと思いますか?
「一日三食に決まっているじゃないか!」と答えるかと思いますが、本当にそうなのでしょうか?
朝遅く起きたせいで、朝食も遅かったとします。それから昼ごはんの時間になり、遅めの朝食がまだ消化されていないので、お腹がすいていません。それでもあなたは昼ごはんを食べますか?
一日三食をしっかり食べるのはおかしい
私はなるべく自然食品をとるようにしているだけではなく、食事の摂り方も自然であるべきと思っています。どういうことかというと、お腹がすいていないのにご飯の時間だからと言って食べるのではなく、お腹がすき、食べたくなってから食べるのが自然だと思います。
食べ過ぎていないか?
肥満の野生動物を見たことありますか?
野生の動物は苦労して獲ったエサでも、お腹いっぱい食べたら残します。自然界の動物はそうやって生きてます。私たちも同じ動物なのにどうして、これほどにも肥満が多いのでしょうか?もちろん、食べているものがそもそもカロリーが高いというのも1つの理由です。しかし、他にも理由があります。
- 食事の時間だから、お腹がすいていなくても食べる
- 一日三食だから、お腹がすいていなくても三食食べる
- 料理が出されて、残すのが申し訳ないので仕方がなく食べる
- 残すのがもったいないから食べる
- お腹がいっぱいでもおいしいので、ついつい食べたくなる
- バイキング形式でついつい、貧乏性で必要以上に食べてしまう
- 早食いで、満腹感を感じる前にたくさん食べてしまう
食べ物が豊富なこの世の中、常に食べ物が身の回りにあります。食べたいと思っていなくても、勧められたり、付き合いだったりと食べる機会があっちこっちにあります。誘惑がたくさんあります。その誘惑を断ち切らずに、毎回受け入れていたら嫌でも太ります。
摂取カロリーは1日のトータルで考える
現代社会で肥満が多いのは、もちろん砂糖や炭水化物を摂る機会が多いのはもちろんですが、必要以上に食べている気がします。付き合いや、出先でどうしても食事の時間、食べる量、食事の内容が変わることがあるでしょう。
そんな時には次の食事で食べる量を減らす、または糖質、炭水化物を抜くことをオススメします。あるいは夜に飲み会が入っていたり、外食をする予定がある場合はその前の朝食、昼食を軽くするなどの工夫が必要でしょう。
その日のカロリー摂取量を1日単位で考えることです。もちろん、食べる時間帯を無視してはいけません。同じカロリー摂取量でも寝る前に摂るカロリーと、日中に摂るカロリーでは消費される量が違いますので。
お腹がすいたら食べよう
お腹が「グーッ」と鳴った時が食べる時間の合図!
ところで、どうしてお腹がすいてから食べるのがいいのでしょうか?
空腹時に食べた方がいい理由
空腹感を感じるのは血液中に糖がなくったというサインを脳に伝えた結果です。血液中に糖がなければエネルギーになるものがありません。そうすると体は脂肪を燃焼してエネルギーにします。お腹がすいている状態を続ければ続けるほど、余分な脂肪を燃焼してくれるので、お腹がグーッと鳴ったら少しそのままでいるのもいいでしょう。
何を食べればいいのか?
基本はもちろん果物と野菜が中心の食事をオススメします。
詳しくはこちらを参考に。「食生活の改善、健康な食事を美味しく摂って長生き」
それでも、ステーキ、ラーメン、ハンバーガーを食べたいと思う日もあるでしょう。そしたら、たまには我慢せずに食べればいい。そのかわりに、条件としてゆっくり食べること、空腹感がおさまったら食べるのをやめることです。
言うのは簡単ですが、実行するのは容易ではありません。せっかく食べたいものを食べて、幸福感を味わっている途中でやめてしまうのはイヤですよね。私も食いしん坊なので、たいていは食べ過ぎています。偉そうなことは言えません。
では、どうすればいいのか?
食べ初めに野菜を先に食べましょう。そうすれば、その後に脂質、糖質の多いもの食べても食物繊維に絡まり排出してくれます。
これで、私はイケないと分かっていながらも満足いくまで食べています。このサイトでも繰り返し言っていますが、するべきことの8割、9割を実行できれば良しとしています。残りの1割、2割はストレスをためないためにも好きなこと、好きな食べ物を食べる方が精神衛生上いいと思います。
一日一食
一時期、話題となった一日一食ダイエットはどうでしょうか?私自身も試してみました。最初の方はきついと言われていたとおり、大変にきつかったです。1週間で挫折しました。お腹がすきすぎて仕事に集中できないのです。
ストレスを感じるようになり、逆に健康に悪いなと判断して止めました。意思が弱いと言われれば返す言葉はありません。それでも構いません。一日一食とまではいかなくても、「朝は果物だけ、昼は軽く、夜は野菜、発芽玄米と雑穀、魚介類を中心に好きなものを食べる」という少しゆるい一日1.5食の方法をとっています。
ここでもお腹がすいてから食べるという点は共通しています。この方法でも私は十分に健康を維持しています。
まとめ
日本を含めた先進国では過食傾向にあります。必要以上に食べる機会が頻繁にある中で、どれだけ誘惑に負けないように意思を強く持つかが重要になります。かといって無理に健康に良いものだけを「食べなければ」という強迫観念にかられると、ストレスがたまります。
健康食に気を遣うのも大事ですが、時には自分の体に聞いてみましょう。今日は何を食べたいのか、体が何を欲しているのか?普段はサッパリした食事を摂っていても、時にはこってりした料理を食べたくなるかもしれません。それは体がタンパク質、脂肪を欲しているからです。
お腹がすいてから食べる。そして、時には食べたいものを我慢せずに食べる。もちろん、空腹感なくなったら食事はおしまいにすることを忘れずに!
無理にダイエットして一時期に体重が減っても、またリバウンドしかねません。シンプルなルールを作って気長に実行することが、遠回りのようで一番の近道かもしれません。
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かれこれ10年以上、発芽玄米を食べていますが、ガンの再発を今日まで防げられたのは発芽玄米を食べているからと言っても過言ではありません。もちろん、発芽玄米を食べただけでガンの再発防止ができるとは言っていません。しかし、ガンの再発防止に貢献している主な要因の1つであることには間違いありません。
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毎日でも、自宅で気軽に玄米を発芽させて、食べることができるので嬉しいです。