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今から十数年前の自分(当時30歳)は今よりも10キロは体重がありました(当時の体重は68キロ)。慢性肝炎が発症してからは生活習慣を変えたおかげで、18歳の頃と同じ体重の58キロまで下がりました。
その後しばらくは58キロを10年ほどキープしていましたが、体幹トレーニングだけではなく、筋トレも日常のエクセサイズに取り入れたため筋肉がつき、現在は(40代中頃)61キロまで増えました。
生活習慣全般を変えましたが、体重が減った一番大きな要因は食事を見直したおかげだと思っています。野菜を多く食べるようにしているのもそうですが、その中でも特にご飯を白いご飯から玄米に変えたことだと自分は思っています。
もともとご飯を玄米に変えたのはダイエットのためではありませんでした。それは単なる結果に過ぎません。本来の目的は肝臓病を治すために、発芽玄米を食べようと思ったのがきっかけでした。発芽玄米が健康にいいというのは誰ものが知っています。自分もそれは聞いていますが、どれだけの効果があるかは実際に試してみないとわかりません。
かれこれ10年以上発芽玄米を食べていますが、ガンの再発を今日まで防げられたのは発芽玄米を食べているからと言っても過言ではありません。
玄米(特に発芽玄米)を食べることがどれくらいのメリットがあるのかわかれば、きっとあなたも今日からご飯を玄米にしようと思うはずです。
玄米を食べると体重が減る
私が食べているのは玄米でも、少し発芽させた発芽玄米を食べています。最初のうちは玄米のままで炊いて食べていましたが、あまりにも硬くておいしいと感じませんでした。
しかし、発芽させると玄米だけの時に比べてやわらかくなり、食べやすい事を知ってからは発芽させる器具を購入して、自分達で発芽させています。さらに雑穀を混ぜることでいろいろな栄養素を一杯のご飯で同時に摂れるようにしました。
玄米が健康に良いのは誰ものが知っています。しかし実際に玄米を食べている家庭は決して多くありません。家庭だけではなく、レストランでも白いお米の方が手軽に手に入り、炊きやすく、やわらかくて食べやすいからです。
白いご飯は確かにやわらかく、食べやすい。実はこの「食べやすい」というところが恐ろしいのです。たくさん噛まなくても飲み込めてしまうため、速く食べられます。ついついおかわりをして、食べる量も多くなります。
玄米は白米よりも硬いためたくさん噛む必要があります。噛む回数が増えるとお茶碗一杯の食べる時間が長くなります。満腹と感じるまでの間に食べるご飯の量が減るわけですから、自然とダイエットしていることになります。
おまけにたくさん噛むことにより、唾液が分泌され消化も助けてくれます。
玄米を食べると他にもこんなメリットがある
発芽玄米の栄養素
玄米には表皮と胚芽が残っているので、タンパク質、ミネラル、食物繊維がバランスよく含まれています。玄米のままでは硬くて食べにくいので食べやすくするために発芽させていますが、理由はそれだけではありません。玄米を発芽させることで他にもメリットはあります。
- 発芽玄米は玄米のときよりもミネラルの吸収率が良くなる。
- 発芽玄米には血圧を正常にするアミノ酸ギャバが多く含まれている。
- ギャバにはストレスを和らげたり、神経の興奮を落ち着かせたりする働きもしている。
このように発芽させることで玄米の時のままよりもメリットが多いのです。発芽する際に成長するのに必要な物資を作り出すわけですから、その栄養素を取り入れるのが体にいいのも当然です。もやしやカイワレなどもそうですが、さまざまな種を発芽させると、その種のままの状態はで食べるよりも栄養価が高くなるのです。
肥満、糖尿病の防止になる
糖尿病患者が医者から食べるご飯やパンの量を減らすように支持されます。しかしこの場合は精製された小麦粉で作ったパンや白米のことだと思います。パンは全粒粉を使ったもの、ご飯も玄米に変えればさまざまな栄養素がバランスよく入っているため消化・吸収がゆっくりになり、血糖値の上昇もゆるやかになります。
玄米ならたくさん食べて血糖値が急上昇するリスクも少なくなります。そもそも玄米は白米に比べて硬めなため、食べる量も必然と減ります。白いご飯や精製された小麦粉で作ったパンなどの白い食べ物は避け、全粒粉、玄米で食べることが肥満、糖尿病の防止にもなるのです。
免疫力アップで病気にかかりにくくなる
我が家には中高生の娘が2人いますが、周りの子供と比べても我が家の子供達は本当に一年中通して、風邪もひかず元気だなぁと感心します。私自身がこのサイトを勧めている方法で食事を摂っていますが、子供達には強要していません。
1日の中で一緒に食事をしているのは晩御飯だけなので、まあ大半の家庭が平日は晩御飯すら一緒に食べられないかもしれませんが。朝ごはんと昼ごはんは一般家庭と同じように食事を摂っているはずにもかかわらず、我が家の子供達が風邪をひかない理由は、発芽玄米と雑穀を混ぜたご飯を食べているからだと思います。
確証はありませ、もちろん、「生まれつき体が丈夫じゃないの?」って言われればそうかもしれません。しかし私も妻も決して体が丈夫な方ではありません。なのに、他の子供達とどう違うのかを考えると、一番の違いは発芽玄米を食べていることだと思うのです。
玄米を発芽させる方法
まとめ
発芽玄米がいかに素晴らしい完全栄養食か、わかっていただけましたか?別に発芽玄米だけを食べ、白いご飯を全く食べるなと言いません。レストランに行って食べたり、便利なコンビニで白米で作られているおにぎりやお弁当を買って食べたくなったりする時もあります。ストイックに食事制限して、食べたいものが食べられずにストレスがたまるよりも、おいしいと思って食べ、幸福感を味わう方が時には健康にいいと思います。
外食する時は好きなものを食べて、家での食事は健康を意識したものを作りましょう。ご飯を食べるなら、発芽玄米。
みなさんも今から始めてください。自分の体に変化が現れるのがわかるはずです。
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かれこれ10年以上、発芽玄米を食べていますが、ガンの再発を今日まで防げられたのは発芽玄米を食べているからと言っても過言ではありません。もちろん、発芽玄米を食べただけでガンの再発防止ができるとは言っていません。しかし、ガンの再発防止に貢献している主な要因の1つであることには間違いありません。
毎日でも、自宅で気軽に玄米を発芽させて、食べることができるので嬉しいです。