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健康で長生きしてこの世を去る時は苦しまずに、そして誰にも迷惑をかけず済むのならどんなに素晴らしいことか。
人は生まれたらいつかは死にます。でも健康で一生を過ごしたいと誰もが願っていると思います。生まれてから大して病気もせずに歳をとり、しかも死ぬ時はコロリと逝く。
あなたもそう望んでいませんか?
大勢の人がそう願ったとしても実際に、年をとると病気もするし、足腰が弱ってきて思うように動けなくなる人が多くなってきます。逆に70歳、80歳を超えても体力的に元気でスポーツなどを楽しむお年寄りの人たちもいます。
両者にどのような違いがあるのだろうか?
生まれつき体が丈夫な人ももちろんいます。しかし、大半が生活習慣の違いがもたらす結果なのは疑いの余地がありません。健康に良い生活習慣がどんなものか皆さんが知っているが、行動に移せない人と実際に行動をとっている人では結果が違ってくるのは明白です。
健康に良い生活習慣は頭ではわかっているが、実際に行動に移せない、あるいは長続きできないのはどうしてか?
何事にもコツがあります。私が生活習慣を変え今日まで続けられたのもやはりコツがあると思います。自分の過去を振り返って、10年以上も続けてこられた理由を探し出して、まとめてみようと思います。
私自身の経験に基づいて書きますが、皆さんの参考になり、これからの自分を変えようと思っている人たちに役立ってくれれば幸いです。
私がどうやってB型慢性肝炎、ガンから克服したか
自分はまだ40代前半ですが、この先どれだけ今みたいに健康で、エネルギッシュな毎日を過ごせるのかわかりません。しかし、自分がこのサイトで書いた事を日々実行すれば、健康で長生きできる確率は、何も意識せずに毎日を過ごしている人たちと比べて高いと思っています。
「すごい自信だ!」、「どうしてそんな事が言えるのか?」と思うかもしれません。
それにはちゃんと根拠があります。私が30歳のときに死にかけたにもかかわらず、今こうして生きているという事実があるからです。
30歳の時に慢性B型肝炎が発症し、そしてその2年後には肝ガンができました。肝ガンの場合は男性40歳代の10年生存率が全ステージ平均で15%(調査によっては22%と出ている所もある)と他の部位に比べてかなり生存率が低いのにもかかわらず、自分がその10人中の1人に入れたからです。その低い生存率のグループに入れたのは偶然だと思っていません。
生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされた時、人は諦めるか、生に固執して生き延びろうとするのかどちらかです。肝ガンが見つかった時、自分には生まれたばかりの子供が2人いました。
その子達を残して死ねないと思い、必死でした。どうすればガンを克服し、再発を避ける事ができるのかいろいろ調べて試しました。自分にあった方法を見つけて、習慣化させたおかげで今日まで生きながらえたと思っています 。
しかも、ただ再発させない、または病気をしないというだけではありません。毎日、エネルギッシュに活動しています。
詳しくはこちらを参考に。「管理人のプロフィール」
その方法はこのサイトに書いてあります。しかし、その方法を覚えたからいって、みんながすぐ実行し習慣化できるかと言ったら正直言って簡単にできるとは思いません。
内容が難しいのではなく、実行できるだけの意志と行動力が誰にでもあるわけではないからです。
最初の一歩を踏み出すことが大事ですが、読んでその一歩を踏み出す人がどれだけいるのでしょうか?
読んだだけで、やった気になる人は結構いますよね。
たとえ始めても、途中で止めずにずっと続ける事は楽ではありません。
3日坊主の人、少し気を抜くともう怠けグセがついて、止めてしまう人も少なくありません。
私みたいにほっといたら死ぬのは間違いないとわかっていたり、重い病気で苦しんでいたり、今の状況を変えないといけない人たちは、別に特に切羽詰まってない人たちと比べると真剣度が違います。しかし、全員が全員、現在の状況を把握してどうすればいいかを考え、取り組むわけではありません。
その中でもできる人とできない人がいますが、その違いはいったい何か?
自分がいる状況を把握すること
- 慢性肝炎が発症し、ガンができたことが最初の出来事
- そしてガンを克服し、一応今のところ再発していない
- 今、何もせずにほっといたら死ぬ確率が高い
未来の自分をイメージすること
無理しないことが長続きできるコツ
健康を維持するのに実際に何をすればいいかわかったとします。しかし行動に移そうと思ってもなかなか、重い腰をあげようとしない、始めても3日坊主で止めてしまう。
あなたもそんな見覚えないですか?
健康維持をするにも努力は必要です。楽して健康を得られるなら、世の中から病人は消えるでしょう。実際はそうではないので、健康関連商品が売れるのです。「こういう方法なら短期間で楽に痩せられます、コレを飲めば健康になれます」とか。楽して痩せたい、簡単に健康を手に入れたい人たちをターゲットにした商品が売れるのです。
健康を手に入れる方法は難しくないと言いました。でも根気良く続ける意志と努力は必要です。
その根気は誰にでもあるわけではありませんが、根気良く続けられるコツはあります。
例えば短い距離を全力で走り、疲れ果ててその場でおしまいにしてしまうよりも、少しずつでいいので無理なく毎日歩き続ける方が最終的に長く続けられるのと同じです。
健康管理も同じです。一夜にして自分を変えようとせずに、長い期間をかけて、簡単にできることから始めて無理なく実行することが長い目で見たら一番効果的です。
食生活を変えるちょっとしたヒント
健康管理で一番注意する点は食事、運動、そして生活習慣。食事に関しては「食生活の改善、健康な食事をおいしく摂って長生き」にも詳しく書いてありますが、100%実行することは事実上無理です。
外食することも多く、自炊する時間もありません。それでも何か変えられる事はないか、考えましょう。
例えば食品を調達するにも、有機栽培の野菜、果物を勧めています。
でも有機栽培の果物はどうやって手に入られるのか?最寄りのスーパーに売ってなかったら、ネットで買えないものか調べてもいいですし、農家と直接契約結んで産地直送の有機栽培の農作物を送ってもらってもいいかもしれません。
有機栽培の野菜、果物が手に入りにくかったら、よく洗って農薬を落としてから食べるでもいいでしょう。
添加物の入ってない食品を食べるよう、勧めていますが、手の凝った料理を食べたいと思うと一から作らないといけません。そんな時間は一般的に会社勤めしている人たちには到底無理な事です。どうすればいいのか?
正直言って、普段作るのが難しいでしょう。
平日は新鮮な旬の野菜を買ってきて、生のままか、炒めたり、蒸したり、調理方法を極力簡単にして作って食べるのはどうでしょうか?
栄養を摂り入りいれる事を最優先する場合これで充分です。毎日これでは飽きてくるかもしれません、そしたら、週末に少し時間かけて凝った物を作ってもいいでしょう。
あるいは、食べたい物をその日は食べてもいいでしょう。我慢してストレス抱えてもかえって健康に良くありません。多少の添加物や体に悪いとわかっていても、食べたい物があれば、食べましょう。おいしく食べて、幸せを感じる事も健康にとっては大事な事です。
運動を始め、長続きできるようになるヒント
運動が健康には欠かせないことは誰もが知っています。しかし、忙しい事を理由に怠けて、しない人がほとんどではないでしょうか?
運動にもさまざまな種類があります。きつい筋トレから、ウォーキング、スポーツ、簡単なものなら、ストレッチングでも有効です。何をしていいのかわからない人はまず、ストレッチングから始める事をオススメします。時間も5分もあれば充分ですし、いつでもどこでもできます。
もちろんストレッチングだけでは、筋肉はつきません。汗もかきません。それでも体が柔軟になり、ケガの防止になります。血行も良くなり、それなりに効果はあります。まずは精神的、体力的に負担のかからない運動から始めましょう。
まずは最初の一歩を踏み出すことが肝心です。その一歩が踏み出せないのは、いきなりきつい運動を始めようとするからです。腕立て伏せを毎日100回しようと思っても、無理ですが、一回ならできそうですよね。腹筋にしたって、スクワットでも毎日一回から始めてみませか?
会社や駅でエレベーターを使う代わりに階段を使うようにするとか、駅から家までバスではなく、歩いて帰るでもいいです。
普段の生活の中で簡単に変えられそうなものがあるかどうか、探してみてください。
体を動かす量が増えると、体力も少しずつ付いてきて、始めた一回では物足りなく感じます。
そうしたら2回に増やし、10回、20回と回数を増やしていけばいいのです。そうすれば筋力も付き、気力も出てきます。
体は動かせば、もっと動けるようになります。運動を習慣づけると、逆にしないと何か物足りなく感じるようになります。
そしたらしめたものです。
まとめ:やると決めた事はコミットする
無理しない事が長続きできるコツだといいました。食生活の改善も少しずつし始めたし、運動も簡単な事から始めた。いい感じで最初の一歩を踏み出せたら、目標の半分は達成。無理のないやり方で毎日実行していれば、高い確率で一生続けられるでしょう。しかし、それでも最初に持っていたやる気と気力は少しずつ減っていくものです。「今日はまあいいか」とか、「少しならいいか」とか。
無理のないやり方でするのが基本なので、今日は疲れたから筋トレは止めようとか、今日は脂っこいものが無性に食べたい時もあるはずです。その時、あなたならどうしますか?
その日は完全に気を抜いて止めてしまいますか?そしてその次の日もまた「いいか」となりませんか?ちょっと気を抜くと、怠け癖が付いてそのまま止めてしまう人も出てくるでしょう。
そうならないためにも、あるルールを作ればいいのです。止めてしまわない方法、怠け癖がつかない方法は、いたってシンプルです。止めなければいいのです。
「 えっ!」どういう事、矛盾していません?無理はしてはいけないと言っているのに、止めるなと言っているのは、おかしい。そう思いますよね。でも私が言っているのは、完全に止めるのではありません。
一部分妥協するか、量を減らすとかにすればいいのです。先ほど言った、脂っこいものを食べたいなら、食べてもいいでしょう。しかし食べ始める前に、野菜を食べておく。あるいは食べる量を減らす。運動も完全に止めるのではなく、回数を減らすとかにします。
とにかく止めない事です。やると決めた事はできるだけ毎日続ける。そう決断するのです。この決断が大事なのです。