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有機栽培でないもの
慢性肝炎が発症してから、肝臓に負担をかけないためにも口にするものは身体に無害なものを選ぶようになりました。ところで、何が肝臓に負担をかけるのか?
薬、化学薬品、農薬、添加物など人工的に作られた成分、またはアルコールのように分解するのに負担が大きい物質です。薬やアルコールは自分の意志で飲まなければ済みます。では、食事はどうでしょう?
色、形がキレイな野菜や果物は本当に健康にいいのか?
見た目がキレイで、虫に食べられた跡がない野菜や果物は健康に良さそうですよね。しかし、本当に健康に良いのか?
農薬が使われていても見ただけではわかりづらいものです。食べてみて、農薬を使って栽培された農作物と有機栽培の農作物のどちらかハッキリわかるものもあれば、さほど味に違いがないものもあります。ましてや、農薬が含まれている農作物を食べたところで、すぐに体に影響が現れるわけでもありません。
しかし、継続して食べ続ければどうなるでしょうか?
肝臓に負担をかけることは間違いないでしょう。ある日、農薬が肝細胞に作用してガン細胞に変化するかもしれません。
人は農薬が含まれている農作物を食べても、その場ですぐには死にません。しかし、体の小さい虫が食べた場合は違います。農薬を使用して栽培された農作物と有機栽培の農作物を見比べればわかります。
有機栽培の農作物は大きさも、形もいびつです。それに、虫に食われた跡が残っています。有機栽培と農薬使用の農作物の違いは、虫食いの跡があるかどうかでもわかります。
虫がもし農薬使用の農作物を食べたら、おそらく死んでしまうでしょう。虫はそれをわかっているからこそ、農薬使用の農作物を食べようとしないのだと思いませんか?虫にとっては死活問題です。
人間は虫ですら食べない農薬まみれの農作物を喜んで食べているのですから、おかしなものです。
できるだけオーガニック食品を選ぶ理由
私が口にするすべてのものをオーガニックにしたのは、なるべく肝臓に負担をかけたくないからです。おまけに、肝ガンの予防にもなります。
そもそも、有機栽培の定義って何かわかりますか?
有機栽培は農薬を使用しないことだと認識していたが、調べた結果を簡単にまとめると以下の3つだとわかりました。
- 化学的に合成された肥料および農薬の使用を避ける
- 遺伝子組換え技術を利用しない
- 種まき、または植付け前の2年以上の間、有機肥料での土づくりを行った田畑で生産されたもの
抗酸化物質がたくさん含まれている野菜や果物は今では、薬漬けといっても過言ではないと思います。きれいに、早く、大きく作るためにさまざまな有毒化学物質を使っています。体にいいはずのものが、食べれば体に毒なんて冗談にもなりません。
皮をむくか、湯がけば表面についている農薬はある程度とれるかもしれません。しかし、農薬が含まれている土から根っこを通して吸えば、農作物に蓄積されるでしょう。有機栽培とそうでない農法では、でき上がった農作物の栄養素にそれほど大差はないと言われていますが、ファイトケミカルなどの抗酸化物質の量では差が出ます。
農作物を育てるとき、多くの農作物に抗生物質、除草剤、農薬などが使われています。あるいは遺伝子組み換えの作物も増えてきています。そういった自然からかけ離れて作られた農作物に、本来持っている自然のエネルギー、栄養が含まれているとは思えません。農薬をまいた土壌にはよい土壌細菌やミミズなどが死滅していなくなります。こうしてやせた土地でできた農作物に、栄養素の量が少ないのも当然です。
化学肥料を使うことで、一応は農作物を大きく、虫に食われない物に育てることはできるし、栄養もあります。しかし、野菜、果物が本来持っている自然のエネルギーやファイトケミカルなどの抗酸化物質の量はどうでしょう。
自然の中で栽培された作物には病気の予防に役立つ抗酸化物質が豊富に含まれているのですが、ハウス栽培などで大事に育てられた作物は少なくなります。
作物だけではなく人間社会でも同じ事が言えます。過保護に育てられた子と逆境に立ち向かって育ってきた子では生命力が違います。
自然で栽培された農作物はエネルギー、栄養を持っているので、できるだけ自然な環境で育った農作物を食べたいものです。
外食を減らす
食べるべきではない食材をリストアップしてきたました。これらを上手に避けるには、自炊すれば問題ないでしょう。
もちろん、一から作ろうとすると時間はかかるし、オーガニック食品を買うことになればお金もかかります。それでも、外食するよりは安く済みます。健康によいものを作ろうとすれば、手間暇をかける必要があるのは仕方がありません。
一般的に自炊をしたほうが健康にいいのはわかるけど、自炊する気がおきない。
スーパーのお惣菜やコンビニの弁当などで済ましたい。レンジでチンするだけで食べられるような商品が多くなっているため、ついつい楽をして買いたくなります。
ランチはお弁当を持参
朝と晩ごはんは家で食べれるが、会社勤めをしていればお昼ごはんが問題になります。健康志向な人はお昼ごはんにお弁当を持ってきますよね。
私もその一人です。
しかし、手のこったものは作りません。私の場合は、一週間分のお弁当にオーガニック野菜と豆を茹でて、会社の冷蔵庫に保管してあります。週に一度は同僚や友人と食べに行くますが、それ以外の日はこのゆで野菜を食べます。
飽きないのか?と思いますよね。人によりますが、私の場合は同じものを食べても、シンプルで自然な味なので飽きません。野菜のバリエーションを増やすか、味付けを変えて食べるので飽きはないです。
将来も、自分が健康で居続けるために、私はお金と時間は惜しみなく投資します。忙しいことを言い訳にして怠けて、楽をすればあとからツケが回ってきます。しかし、実際問題忙しくて、気力も体力もない人もいると思います。私も本来は怠け者です。お金と時間は惜しみなく使うと言いましたが、怠け者なためなるべく楽な方法で健康食の準備ができる方法がないか考えました。
外食やできあいのものを避け、簡単に健康食をとるために私が実行していることをまとめてみました。
朝食は果物
時間のない朝だからこそ、手のこった料理を作る必要はありません。ヨーロッパでは、朝はクロワッサン、パン・オ・ショコラとコーヒーなどで簡単に済ませます。しかし、健康面ではどうでしょうか?バターをたっぷり使っているのでオススメしません。
会社では同僚の西洋人がクロワッサンを食べているところで、私は果物だけを食べています。これなら、朝食の準備をする必要もないし健康によいですよね。オーガニックの果物なら安心して皮ごと食べられます。簡単に洗うだけで切る必要もありません。
朝食に果物だけを食べる理由は楽なだけではありません。
夜中の4時から昼の12時までの間は、前の日に摂取して栄養を吸収した後に残った老廃物を排出する時間帯。老廃物を排出するのに多くのエネルギーを必要とするこの時間帯に、消化にエネルギーを奪われないためにも、消化に良い果物を食べるのはとても理にかなっているのです。
昼ごはんは野菜が中心
昼ごはんは先程書いたように、ゆでた野菜と豆を中心に食べています。そこに、パンにはちみつとゴマペーストをぬって食後のデザートとして食べるか、またはシリアルに豆乳を足して食べることもあります。ゆで野菜と豆の準備は週末のうちに一週間分作っておきます。30分もあればできます。
昼ごはんを外食に行く同僚が多いのですが、私の場合は昼休みの時間を使って週に3回は運動しています。これなら、同僚たちの外食を断るのにいい理由になります。別に同僚たちと食べに行くのが嫌なのではなく、運動したいからとはっきりとした断る理由が作れます。
外食で脂肪を増やす代わりに、脂肪を燃やす。ぜひ、試してみてください。
晩ごはん
問題は晩ごはんでしょうか。家族持ちであるなら、奥さんが作ってくれますが、独身なら自炊するしかないですよね。楽に、手間暇をなるべくかけないためにはどうすればいいか?
簡単です。
作り慣れた物を作る、しかも多めに作っておけばいいのです。これなら、料理をするのは週に2,3回で済みます。10分ぐらいで準備できるレシピはたくさんあります。
我が家では、雑穀入りの発芽玄米が主食なので、これだけでも十分に栄養があります。これに、鮭、納豆、ノリがあれば栄養面では問題ありません。野菜スープも大量に作り置きしておくので、野菜もこれで十分に摂れます。
確かに、毎日同じ献立だと家族が飽きるか、食事の楽しみがなくなりますよね。そんな時は、時間がある週末に手のこった料理を作るか、外食でもするといいでしょう。
もちろん、レストランでもチェーン店などに行けば、工場で大量生産されたものを温めるだけの料理が多く出てきます。外食に行くなら、高くてもいいからちゃんと一から作るレストランにしましょう。
一家に一台は欲しい!発芽玄米が簡単に作れる玄米発芽器
日本ニーダー(KNEADER) 玄米発芽器 発芽のちから YC101G
かれこれ10年以上、発芽玄米を食べていますが、ガンの再発を今日まで防げられたのは発芽玄米を食べているからと言っても過言ではありません。もちろん、発芽玄米を食べただけでガンの再発防止ができるとは言っていません。しかし、ガンの再発防止に貢献している主な要因の1つであることには間違いありません。
発芽玄米を食べることがどれくらいのメリットがあるのかわかれば、きっとあなたも今日からご飯を発芽玄米にしようと思うはずです。
毎日でも、自宅で気軽に玄米を発芽させて、食べることができるので嬉しいです。